...うんうんうなりながらそこにへたばっている...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...うんうんと綱をのぼっていきました...
海野十三 「怪塔王」
...そのまま、また土間(どま)にかおを伏せて、うんうんと、高くうなりだした...
海野十三 「火薬船」
...うんうんおしつづけていますと...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...早速自分の墓掘りに取りかからねばならないのか? 彼等はこういうものをうんうん押しながら人間の生活をし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...うんうん言っています...
竹久夢二 「玩具の汽缶車」
...それが出来ないなら云々(うんうん)すると...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...眠くなってどっちか一方「うんうん」と受け身になるまで話をするのが例であった...
田山花袋 「田舎教師」
...まったく泣きたくなりまさあ! 働く、精を出す、うんうんいう、夜の目も寝ない、ちっとでもましなものにしようと考えづめに考える、――ところがどうです? 一つにはまずあの見物(けんぶつ)で、これが無教育で野蛮と来ている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...そして時々うんうん唸(うな)り声をたてた...
徳田秋声 「あらくれ」
...すると、速力の鈍った頃を見計(みはか)らって、また素足(すあし)のまま飛び下りて、肩と手をいっしょにして、うんうん押す...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...「うんうん、さうだつたのか...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...うんうんと力まなければ生きてはゆけぬ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...今度は両掌で打つた跡をうんうん唸りながらもみ始めた...
北條民雄 「間木老人」
...茂次はうんうんと聞くだけだったが...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...「うんうん...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...うんうんそいつあよかった...
夢野久作 「暗黒公使」
...子供は手を放して後ろへ廻り今度は後から橇をうんうん云って押してみた...
横光利一 「旅愁」
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