...声をかぎりに絶叫している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...先生にはそういうことが絶対になかったので...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...矢野文雄(やのふみお)や小野梓(おのあずさ)と並んで改進党の三領袖(りょうしゅう)として声望隆々とした頃の先夫人は才貌(さいぼう)双絶の艶名(えんめい)を鳴らしたもんだった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...男のあおむきになった息も絶えだえの紫色の顔の上さえも...
江戸川乱歩 「影男」
...真の平和が絶えてないかと考えるに...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...誰も絶対に秘密しゃべらん...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...絶対的なもののうちにはいり込むとは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...絶望しきった者は自分の後ろを振り返り見ないものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同時にまた絶望の微笑であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人間の境遇もしくは位地(いち)の懸絶といったところで大したものじゃないよ...
夏目漱石 「明暗」
...みんな天の方へ絶壁を這ひのぼらうとする...
原民喜 「鎮魂歌」
...ほんの五日で運命への絶大な感謝に変らなければならなかった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...私自らの形象から絶えず私を追放する...
三好達治 「測量船」
...想出の糸一度び絶えたる上は何にかはせん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...真の能楽師は僅少の例外を除き翁の後に絶えたと云ってもいい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...いまだに絶えず寝刃(ねたば)を研(と)いで...
吉川英治 「剣難女難」
...家の中の淋しさには絶えかねるらしい...
吉川英治 「鍋島甲斐守」
...古き概念は絶えず新しく改造され...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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