...絶えず賑な話し声や笑ひ声が夜気を揺(ゆす)つてゐた...
芥川龍之介 「舞踏会」
...続行して来る歩兵との連絡を絶たれる時は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...もちろんその間には天地以上の絶対の御距離があり...
太宰治 「右大臣実朝」
...世(よ)は最早(もう)絶滅(をはり)ぢゃと宣告(せんこく)せい! あの二人(ふたり)が逝(い)にゃったなら...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...暫く交際も途絶えていましたが...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...「や、息が絶えた、死なれたか」兵馬も我ながら驚きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰に対しても絶対に我儘を許すからです...
中里介山 「大菩薩峠」
...安倍の家は立ちどころに断絶だ」若くて御小姓組御番頭に出世した丹之丞は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一門から拒絶した...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...色々と面倒な問題が起りはせぬかと絶えず心配したりびくびくしたりしてゐたのである...
北條民雄 「道化芝居」
...毒蛇が窘(くるし)められた時思い切って自分の身を咬んで絶命するという事しばしば聞いたが...
南方熊楠 「十二支考」
...」詩は七絶二首である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...辺土の住人が世間の交わりが絶えると...
柳田国男 「雪国の春」
...菊千代の半三郎に対する感情は絶えず動揺し...
山本周五郎 「菊千代抄」
...妄執を喚(よ)び醒ますべく『絶対無上の大真理』に逢着(ほうちゃく)する事が出来たのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...仲時が絶望を感じたのはそれひとつでなく...
吉川英治 「私本太平記」
...市民の糧道を絶っている...
和辻哲郎 「鎖国」
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