...絵草紙を作るのが趣味です...
...祖母が絵草紙を集めています...
...絵草紙を書くのは難しいですね...
...絵草紙で遊びながら日本の歴史を学ぶことができます...
...絵草紙展示会を開催しています...
...しかし北清事変の時には太平という広小路(両国)の絵草紙屋へ行き...
芥川龍之介 「本所両国」
...昔の絵草紙に出てくる大入道か?蠅男の正体をどうしても突き止めねば...
海野十三 「蠅男」
...子供の時によく絵草紙で見た清正の三本槍の一本折れたのを思い出されるくらいの枝だ...
大杉栄 「獄中消息」
...いずれも明治年代に出来た俗な絵草紙である...
寺田寅彦 「異郷」
...十月〕『皇帝万歳!』の叫び共に贏((か))ち得られたる花々しきサアルブルックの捷利三十五サンチームにてシャルルロワで売つてゐる色鮮かなベルギー絵草紙青や黄の...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...絵草紙や講談師の筆記にある木村長門守(きむらながとのかみ)が茶坊主のために辱(はずかしめ)を受けたとき...
新渡戸稲造 「自警録」
...差し覗くと、月明りのせいもあったでしょう、真っ蒼な顔、「どうしたんだお豊」「私にも解らない」「尤(もっと)もだよ、江戸で十本の指に折られた大分限が、御改革のお蔭で半歳経たぬうちに身上を仕舞(しま)い、父親は入牢、姉さんは自害、たった一人の母親にまで死に別れたんだもの――」「…………」「だがなお豊、不運はお前ばかりじゃない、絵草紙、錦絵は御法度(ごはっと)、彫職の俺などは上ったりだ、元の植木屋に返ったところで、ろくな仕事があるわけは無し、明日から何をして行けば宜(い)いか、見当も付かない始末よ、親の代からの借金は山程あるし、――俺はもう死んでしまい度い」彫物師の要次郎(ようじろう)はお豊に劣らず気が挫(くじ)けて居りました...
野村胡堂 「礫心中」
...絵草紙屋や芝居のなかで売る...
林不忘 「あの顔」
...私は絵草紙の中の惨憺たる殺人の光景を眼のあたりにする大そうな滑稽感で...
牧野信一 「熱海線私語」
...売店の軒先に昔ながらの絵草紙が展げてあるのを子供達が恍惚として見あげてゐるさまを屡々瞥見した...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...間もなく仲見世の絵草紙見世で買ひ求めたオペラ役者の番付にはゆくりなくも沢モリノ...
正岡容 「浅草燈籠」
...師匠の描いた絵草紙の下図へ絵の具を施すくらいのことはできるようになってきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...八幡太郎(はちまんたろう)一代記の絵草紙(えぞうし)など...
正岡子規 「墨汁一滴」
...赤や黄色で刷った絵草紙...
宮本百合子 「上林からの手紙」
...醍醐の花見の図の絵草紙的薄弱さとは比かくにならず又...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これはその頃絵草紙屋にあっただまし物である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...絵草紙屋の前にしゃがんで動かないこともある...
矢田津世子 「神楽坂」
...土堤前にあった絵草紙屋の店で絵本をぬすんだこともあった...
山本周五郎 「ちいさこべ」
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