...絵草紙を作るのが趣味です...
...祖母が絵草紙を集めています...
...絵草紙を書くのは難しいですね...
...絵草紙で遊びながら日本の歴史を学ぶことができます...
...絵草紙展示会を開催しています...
...そこの町内に絵草紙店があって...
上村松園 「あのころ」
...窓より夏の日がさせば国貞(くにさだ)ゑがく絵草紙(ゑざうし)の「偐紫(にせむらさき)」の桐(きり)の花(はな)光(ひかる)の君(きみ)の袖(そで)にちる...
竹久夢二 「どんたく」
...いずれも明治年代に出来た俗な絵草紙である...
寺田寅彦 「異郷」
...桜がいちめんに咲いた草山に絵草紙でみるお姫様みたいな人が鼓をもつて踊つてるところの絵看板があがつてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...私には絵草紙で見る鬼の通りに見えた...
永井荷風 「狐」
...やはり寝ころんで絵草紙を見ていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな浮世絵草紙を見出したことがお角には...
中里介山 「大菩薩峠」
...絵草紙の類まで耳をそろえてキチンとしている...
中里介山 「大菩薩峠」
...十月〕『皇帝万歳!』の叫び共に贏((か))ち得られたる花々しきサアルブルックの捷利三十五サンチームにてシャルルロワで売つてゐる色鮮かなベルギー絵草紙青や黄の...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...絵草紙や講談師の筆記にある木村長門守(きむらながとのかみ)が茶坊主のために辱(はずかしめ)を受けたとき...
新渡戸稲造 「自警録」
...絵草紙の売れ行きは一に画のためと鼻をうごめかしている春亭は非常に感情を害した...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...私は絵草紙の中の惨憺たる殺人の光景を眼のあたりにする大そうな滑稽感で...
牧野信一 「熱海線私語」
...地獄極楽という観念の絵草紙が幸福の模様としてきめられていた時代...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...醍醐の花見の図の絵草紙的薄弱さとは比かくにならず又...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これはその頃絵草紙屋にあっただまし物である...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...絵草紙屋の前にしゃがんで動かないこともある...
矢田津世子 「神楽坂」
...下では絵草紙とか黄表紙...
山本周五郎 「へちまの木」
...役者、蔭間(かげま)、力士、その他の芸人、占者(うらない)、祈祷師、絵草紙、薬種、化粧品の行商人等の中にこの種の商売人が居たのであるが、今ではずっとこの範囲が広まっている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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