...彼女の絵姿はとても美しかった...
...絵姿の似顔絵を描いてもらいたい...
...展覧会で彼の素晴らしい絵姿を見た...
...彼女はあの芸術家が描いた絵姿のモデルだった...
...絵姿が美しい人は、美術品のようだ...
...尊い姫君の絵姿に...
泉鏡花 「印度更紗」
...西洋諸国の各地に徘徊する幽霊の絵姿など...
岩村透 「不吉の音と学士会院の鐘」
...彦根屏風(びょうぶ)の絵姿などからひねり出した理窟ででもあろうか...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...並びに松雪院絵姿(しょうせついんえすがた)の事巻之二法師丸(ほうしまる)人質となって牡鹿城(おじかじょう)に育つ事...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...聖覚も同じ病に冒されていたが師の為に進んで祈乞をこらすと善導の絵姿の前に異香が薫じ...
中里介山 「法然行伝」
...あの不健康な絵姿を書斎や客間に...
野村胡堂 「胡堂百話」
...御新造様の絵姿じゃ御座いませんか...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...店先で見られた絵姿をたよりに...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...此店先に掛けてあった絵姿を手に入れて...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...……ここに捨蔵さまの絵姿もあるから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...――つまり風船を鼻の先であしらって曲芸をしているたくましい膃肭獣(オットセイ)の絵姿の胸のところに頭をもたらせ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...これまでにこの絵姿のように美くしい男を見たこともなければ...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...ふと彼の眼(まなこ)に床に掛けたかの露月が筆になったおのが絵姿に注がれたのであるが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...自分の魂の醜くさをまざまざと眼の前の絵姿の上に見せつけられて後悔慚愧(ざんき)に身の置き処もなく...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...未来の絵姿はそのように透明生気充満したものであるとしても...
宮本百合子 「新しい船出」
...あなたの絵姿(えすがた)をはじめて見ましたとき...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...さて絵姿に掛けられた紫の覆を引いた...
渡辺温 「絵姿」
...人々は美貌の少年の絵姿の前に...
渡辺温 「絵姿」
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