...渾沌の中から整然たる秩序と巧妙な系統を作り出すだけの能力をもった自然が...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...あるいは本統に召抱えられたかも知れぬので...
江見水蔭 「備前天一坊」
...一切の対象に就いて統一的な批評の場面が提供されるからである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...実は一切の見識・知見を最も合理的に手近かに統一したものでなくてはならないのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...日本的なものは即ち又民衆的なものではないか、日本民族の文化的伝統と云い、血統と云い、民衆の内にあるものではないか、日本的なもの即ち又日本民衆的なものであることは、初めから判り切ったことではないか、とそう云うかも知れない...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...が彼は伝統を尊敬してるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...斉彬公の御血統は...
直木三十五 「南国太平記」
...伝統を無視したものであったが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...リンカーン大統領は...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...マルクス主義は社会に関する統一的理論であるから...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...それは本統に半分を失って了ったように見える...
松永延造 「ラ氏の笛」
...心理的現象を一定の関係において統一的に説明し得る科学的世界像を求むべく努力されている...
三木清 「哲学入門」
...新仏出世と称し乱を作(な)した(『仏祖統記』三八)...
南方熊楠 「十二支考」
...そのアナーキスティックな要素を力づよく人民の発展的な歴史性に統一させた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十五巻)」
...統一を紊さず地中から空色で生れでて来て...
横光利一 「旅愁」
...たとえ尊氏が光厳(こうごん)(持明院統の先帝)をそそのかして...
吉川英治 「私本太平記」
...あの首を前へ垂れた格好も(画の統一のため仕方がないとは思うが)...
和辻哲郎 「院展遠望」
...題材や想念の上に特殊な伝統をつくって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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