...「水滸伝(すゐこでん)」「西遊記(さいいうき)」「金瓶梅(きんぺいばい)」「紅楼夢(こうろうむ)」「品花宝鑑(ひんくわはうかん)」等の長篇を絮々綿々(じよじよめんめん)と書き上げる肉体的力量には劣つてゐると思つてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...絮絮(じよじよ)...
芥川龍之介 「変遷その他」
...詰絮(つめわた)として使用する必要があった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...不レ得下絮二叨吐スルコトヲ上于茲(コヽニ)一矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...しかしわたしは前もってそういう種類の填絮(まいはだ)は十分こしらえてあったのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...柳絮飛来客末レ還鶯花寂莫夢空残十千沽得京華酒春雨闌干看二牡丹一二十六日...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...また柳絮と思ったその首は幾年の昔堺町(さかいちょう)の楽屋(がくや)新道辺(じんみちあたり)で買馴染(かいなじ)んだ男娼(かげま)となっていた...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...その周囲を柳絮が舞ひ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...遅い柳絮(りゅうじょ)が一面に吹き荒れた雪のように茫々として舞い上った...
横光利一 「上海」
...正にその季節である満洲の柳絮を思慕するの情に堪へない...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それに大連ではまだその季節でなかつた柳絮が...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私達は支那の文学にある柳絮と云ひ楊花と云ふ物を茲に初めて目にした事を喜ぶのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...城外の南金校の先生と馬車を共にす柳絮の散る日熊岳城金州を半日で観て...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...柔かな白塔と柳絮とを歌はうとする私達の気分とは全く相容れぬ此宿の空気であつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...柳絮(於長春客舎作)在枝垂白綿耶条...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...笑同柳絮度千里...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「そうですとも」柳絮(りゅうじょ)という新地の芸妓屋(げいこや)の主(あるじ)が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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