...柳の絮(わた)の散るよと見えて...
泉鏡花 「婦系図」
...不レ得下絮二叨吐スルコトヲ上于茲(コヽニ)一矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...しかしわたしは前もってそういう種類の填絮(まいはだ)は十分こしらえてあったのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「柳絮行(りゅうじょこう)」はつまらぬ由...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...垂れさがってるしなやかな柳絮が...
豊島与志雄 「幻覚記」
...一時己(おの)れの弟子となった処から柳絮(りゅうじょ)という俳号をも与えたものである事を知っていた...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...若旦那柳絮はいつぞや仲(なか)の町(ちょう)の茶屋に開かれた河東節(かとうぶし)のお浚(さら)いから病付(やみつ)きとなって...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...こはそも如何(いか)に男は間違(まが)う方(かた)なく若旦那柳絮(りゅうじょ)...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...金殿玉楼(きんでんぎょくろう)その影を緑波(りょくは)に流す処春風(しゅんぷう)に柳絮(りゅうじょ)は雪と飛び黄葉(こうよう)は秋風(しゅうふう)に菲々(ひひ)として舞うさまを想見(おもいみ)れば宛(さなが)ら青貝の屏風(びょうぶ)七宝(しっぽう)の古陶器を見る如き色彩の眩惑を覚ゆる...
永井荷風 「日和下駄」
...絮々細々と――文壇の術語で言へば克明に――書き立てた日本の文壇小説に至つては...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の追憶」
...公主嶺豚舎に運ぶ水桶の柳絮に追はれ雲雀に突かる公主嶺にはもと農事試験所があり...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...」此月蘭軒に柳絮(りうじよ)の七絶五首がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さて絹の糸、絹の絮(わた)、おのがじし美しさを助くる料となれり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それに大連ではまだその季節でなかつた柳絮が...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...私達は支那の文学にある柳絮と云ひ楊花と云ふ物を茲に初めて目にした事を喜ぶのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...如何にも柳絮は風を愛するやうでもあり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...柳絮(於長春客舎作)在枝垂白綿耶条...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...楡銭柳絮同飛尽...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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