...私は居酒屋で給仕頭をやっています...
...給仕頭として働くのは大変だけれど、やりがいがある...
...給仕頭の仕事は体力を使うので疲れやすい...
...彼は高級レストランの給仕頭をしている...
...給仕頭の制服はとてもきれいでシャープだ...
...給仕頭は戸口の往来を眺めたまま...
芥川龍之介 「毛利先生」
...ひょっくり衝立からとびだしてきた給仕頭(きゅうじがしら)が...
海野十三 「大使館の始末機関」
...そこへ給仕頭が、次の料理を搬(はこ)んできた...
海野十三 「大使館の始末機関」
...給仕頭にでも言い付けて買いに寄越したらよさそうなものを! 女の競争心というものはこんなにも凄(すさ)まじいものなのか!」と私はほとほと呆れ返っていたのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...三度三度の食事も給仕頭のガルボに言い付けて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...給仕頭のガルボは奥様に嗾(けしか)けられてこの犬のために大怪我をしたということですが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...まったく園丁のガリアナ・ホセや給仕頭のガルボたちの申すことがすべて真実であるということを...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...一糸纏わぬ妻そして給仕頭のサンチョーも出て行った後広い邸の中には私ただ一人……食堂から持ち込んだマンザニーラの盃をチビリチビリと傾けて書斎に時を過ごしていたのであったが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それが給仕頭とみえて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この給仕頭の炬(きょ)の如(ごと)き眼光を以(もっ)て見ても...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...しばらくして出て来たのは陰気な型(タイプ)のひょろ長い、胡麻塩(ごましお)頭の気の浮かない、給仕頭で、その男のブツブツ云うところによると、サレーダイン公爵はこの頃ずーッと不在であったが、ちょうど今日まもなく戻って来るはずになっており、室内には彼の帰りを迎えそしてまた不意の来客を迎え支度もととのっているとの事だった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...そこで例の公爵から貰った名刺を見せて自分が宛名のフランボーだというと給仕頭の羊皮紙色の陰気な顔にも生命(いのち)の浮動がほのみえて...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...この女と給仕頭とだけが公爵が本国から連れて来た一族のうち残ったもので...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...給仕頭は生来むっつり家であった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...入口に蒼ざめた顔をした給仕頭のポウルが幽霊のように立っていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...実際彼女は給仕頭に対しては...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...給仕頭(きゅうじがしら)と見える若い白服の男がやって来て小声で何か弁解している...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...もとの枢機官カラッファに給仕頭としてその死に到るまで仕えた或るイタリア人と語りあったためである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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