...九重(ここのへ)の雲の中にいらせられる御一人さへ不思議にも近松の浄瑠璃(じやうるり)を愛読し給うた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...「いんへるの」に堕せしめ給う...
芥川龍之介 「るしへる」
...故に陰府(よみ)と死との鑰(かぎ)(秘密)を握り今ある所の事(今世の事)と後ある所の事(来世の事)とを知り給う(同十八...
内村鑑三 「聖書の読方」
...彼れ震怒(いかり)をもてこれを覆(くつがえ)し給う」は火山の爆声を形容せし語...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...感謝をも平安をも伝えずして「わが神わが神何ぞ我を棄て給うや」と彼の大失望を語っているからである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...神も仏も必ずやゆるし給うことと信じます...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...作り活かさしめ給う...
高木敏雄 「比較神話学」
...吾をしてこの春に会うを得せしめ給うを感謝す」と畑で祈ると云う露西亜の老農の心もちには...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...殿内の東側に坐し給うたとおぼしく...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...最も確かに示し給うであろう」ということです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...空(くう)をば噛み給うや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「天もわれらをあわれみ給う...
吉川英治 「黒田如水」
...曹丞相に服し給うこそ...
吉川英治 「三国志」
...孔明の一片の書簡にお心を惑わされ給うなどとは...
吉川英治 「三国志」
...卜などに心を惑わし給うとは...
吉川英治 「三国志」
...鹿の母を射給うたのさえ...
吉川英治 「三国志」
...「老朽の蜀将、逃げ給うな...
吉川英治 「三国志」
...如意輪観世音(にょいりんかんぜおん)の指さし給うところか...
吉川英治 「親鸞」
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