...一時は「神ほとけも讐(かたき)の上を守らせ給うか」とさえ歎息した...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...又彼等の或ものは明治天皇の愛用し給うた――これだけは正直に白状(はくじよう)すれば...
芥川龍之介 「変遷その他」
...実に大浦の武士道を冥々(めいめい)の裡(うち)に照覧(しょうらん)し給う神々のために擦られたのである...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...故に陰府(よみ)と死との鑰(かぎ)(秘密)を握り今ある所の事(今世の事)と後ある所の事(来世の事)とを知り給う(同十八...
内村鑑三 「聖書の読方」
...今や彼はこれが神の為(な)し給う所なる事に初めて気がついたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...扨は瀧口殿が事思ひ給うての事か...
高山樗牛 「瀧口入道」
...怒り給うな...
太宰治 「花吹雪」
...「傘の主詣(もう)で給うを誘(いざな)い奉る」と云うと...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...予を待ち給うお心はなきか...
谷崎潤一郎 「秘密」
...君が居給う所に居給えり...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...それぞれに喜びを分ち給う...
福田英子 「妾の半生涯」
...この呂布を愛し給うなら...
吉川英治 「三国志」
...泣き声をおろおろと洩らし給う...
吉川英治 「三国志」
...丞相の大恩としてふかく心に銘記します」「案じ給うな...
吉川英治 「三国志」
...天が曹操に大事を成さしめ給うものだ...
吉川英治 「三国志」
...ひとりわが身たちへ給うたものではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...蓮華蔵界(平和の世界)を体顕し給うものという大仏に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...掌管し給う政令始めの祝典でもありまする...
吉川英治 「平の将門」
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