...(はやぶさ)二基を(たずさ)えさせ給う...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...怒り給うこと勿(なか)れ...
芥川竜之介 「歯車」
...我に向いて汝の怒(いかり)を増し新手に新手を加えて我を攻め給う」とヨブは神の迫撃(はくげき)盛なるを怨(えん)じ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...されども神はなおこれらを養い給う」というた(ルカ伝十二の二四)...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...仔細(しさい)に誠を知り給う神の眼には...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...まことに神の右手(めて)がこの葡萄園(ぶどうぞの)を植え給うたのだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...眼の前に立たせ給うは万有還金の尊い地蔵尊と――思ったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...政治も学問も同一視し給うとの盛意を示すに足るべきことと信ずるなり...
福沢諭吉 「学問の独立」
...神が私に正しい選擇を示し給うたのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...汝のむちと汝のつえわれを慰む(詩篇二十三の四)それは神意によってなし給うたのであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...丞相にしてお疑いなく一挙に攻め給うならば...
吉川英治 「三国志」
...実に天のお味方に幸いし給うところです...
吉川英治 「三国志」
...あえなく農田に血液をかくし給うこと...
吉川英治 「三国志」
...天が孔明の心をあわれみ給うて...
吉川英治 「三国志」
...法皇もまた内へ入らせ給うて...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどは六波羅ノ獄に囚(とら)われ給うなどの日においてさえ...
吉川英治 「私本太平記」
...ふたたびこの国の山野にあえなき無数の白骨を哭(な)かしめ給うことなかれと」言い終らぬうちであった...
吉川英治 「私本太平記」
...「心もとなや」「勝ち給うことは...
吉川英治 「新書太閤記」
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