...彼人の行末を護り給ふならんといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...今現身(げんしん)の英傑は我が目前咫尺の處に突兀として立ち給うたのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...君も手伝ってくれ給え...
大阪圭吉 「死の快走船」
...然る後に原釜に赴き給へといふ...
大町桂月 「常磐の山水」
...災いの光を避けしめ給わんことを...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...各商品の有効供給と他の商品で表わしたこの商品の価格との関係を表わす方程式を導き出すことは容易である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...インテリめいた女給の顔が...
豊島与志雄 「肉体」
...給金はたいてい二貫四百...
中里介山 「大菩薩峠」
...阿弥陀ほとけ我をたすけ給えという言葉と心得て...
中里介山 「法然行伝」
...二人は二人の月給を机の上にごちゃごちゃに攪(か)き交(ま)ぜて...
夏目漱石 「永日小品」
...この苦き酒盃(さかづき)を離し給へ...
萩原朔太郎 「宿命」
...佛(ほとけ)法華經(ほけきやう)にまいらせ給へる女人(によにん)の...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...其後月給取になつてからは...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...学問は官員になって月給を取るためではない...
三宅花圃 「藪の鶯」
...君の貰った月給は皆無くなって...
森鴎外 「二人の友」
...茲に君を招き給ふか...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...「兵の給食も、極力、節約を計っていますが、このぶんでゆくと、今に乱暴を始め出して、民家へ掠奪に奔(はし)るかもしれません...
吉川英治 「三国志」
...『いいから僕について二階へ来給え...
渡辺温 「絵姿」
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