...冬はミラノに往き給ふなるべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...鎌倉時代になつてこれ等の言葉の下に「給ふ」といふ敬語がつくやうになる...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...屹度昇給さして呉れる...
石川啄木 「葉書」
...ところが陸軍の軍医を志願すると学資を給(きゅう)してもらうことができるので...
石原純 「ヘルムホルツ」
...宗像大先生によろしく伝えてくれ給え...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「東京の本店に居てはとても當分の處増給がむづかしい...
高濱虚子 「俳諧師」
...われわれが知ろうとする歴史上の事実のすべてにわたる知識を供給するものではない...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...物静かな女中の給仕で沼の鯉(こい)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これを見給え千種君」花房一郎はニンガリともせずに...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...二階の女給部屋の隅に寝ころんでいる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あの子はほんの臨時に女給になっているだけですし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ゆつくりあの続きに耽り給へ...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...一片の特別条例を発して供給を即座に需要と一致させまたはこれよりも大ならしめることが出来ると考えているのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...けれど給金(きゅうきん)ははらえないよ...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その物腰をみるとチョット珈琲店(カフェー)の女給さんみたいな気がして...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...大給(おぎゅう)の松平五左衛門様のところへお遣(つか)わしになったお使者がもどりませぬゆえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...監督局の給仕になる前の一...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...需要に正比例し供給に反比例して騰貴する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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