...葉子はしかし結句(けっく)それをいい事にして...
有島武郎 「或る女」
...……數へ來れば幾等もあるが、結句、田島校長=0という結論に歸着した...
石川啄木 「雲は天才である」
...二人連に追付くには結句都合が可いので...
石川啄木 「散文詩」
...結句(けつく)智恵子の言葉に従つて鶴飼橋に来た...
石川啄木 「鳥影」
...結句智惠子の言葉に從つて鶴飼橋に來た...
石川啄木 「鳥影」
...法然天窓は苦笑いをして……後からせせるやら、前からは毛の生えた、大(おおき)な足を突出すやら……など、浄瑠璃にもあって、のう、昔、この登り下りの乗合船では女子衆(おなごしゅ)が怪しからず迷惑をしたものじゃが、電車の中でも遣りますか、のう、結句、掏摸よりは困りものじゃて...
泉鏡花 「婦系図」
...お鳥は札幌以來却つて結句(けつく)安心なことにしてゐた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...だが、結句、蕨(わらび)の根だの、芋の屑だのを切り込んだ一種の雑炊(ぞうすい)であることをたしかめてみて、一箸入れてみたが、「まずい――よくまあ、こうまずいものが食えたもんだ」七兵衛自身もまずい物は食いつけているが、この雑炊のまずさ加減には、舌を振(ふる)ったらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...結句で「練るは誰が子ぞ」の「練るは」と曲折を付けてあるから据はりがいゝのだ...
長塚節 「竹の里人〔三〕」
...結句(けっく)身体(からだ)の薬だぐらいの事をいっていた...
夏目漱石 「こころ」
...その代り人間の相場はいささか下落致したようなものの結句こっちが住み安いかのように存ぜられます...
夏目漱石 「創作家の態度」
...結句おだてに乘る質(たち)なれば...
樋口一葉 「大つごもり」
...かたがたもって「ほほづきの色」という結句を弱からしむ...
正岡子規 「曙覧の歌」
...結句は「火桶すわりをる」のごとき句法を用うるか...
正岡子規 「曙覧の歌」
...仮りにそれとして結句ばかりを評すれば「深沢の池」とばかりにては固有名詞か普通名詞かそれも判然せず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...次に第二句の始(はじめ)に「底」といふ字ありて結句に「加茂の河水」と順序を顛倒したるは前の雪の歌と全く同一の覆轍(ふくてつ)に落ちたり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...結句めいめいの迷いを散じ蒙(もう)を啓(ひら)くために...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それよりは、結句、どういう情勢か...
吉川英治 「私本太平記」
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