...経験科学の対象は異質的不連続である...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学のみが実在に就いての科学と考えられる理由は...
戸坂潤 「科学方法論」
...数学と経験科学との区別――それは従来主として単に形式的・実質的の区別を以て云い表わされた(ヴントの場合を見よ)――は...
戸坂潤 「科学方法論」
...*** ヴィンデルバントの如きは数学と哲学とを合わせて「合理的科学」と呼び之を他の「経験科学」に対立せしめた(Windelband, Prludien, Bd., S. 141)...
戸坂潤 「科学方法論」
...吾々が実在に通達し得ると考えられるのは数学を通じてではなくして経験科学を通じてであった...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学にとって異質性なるものとして残っている...
戸坂潤 「科学方法論」
...問題をそれ故経験科学に限ろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学が連続的な実在から不連続を単純化し出す時...
戸坂潤 「科学方法論」
...今やリッケルトによれば経験科学は自然科学と精神科学とに分類される代りに...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学の分類はその方法によって初めて原理的に与えられることが明らかとなった...
戸坂潤 「科学方法論」
...無論特に経験科学に...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学に於て最も精密なる――それはカントの言葉によれば eigentlich である――ものは力学である...
戸坂潤 「科学方法論」
...経験科学に於ける最も精密なる部分の古典的表現として択んで見よう...
戸坂潤 「科学方法論」
...座標――空間――が経験科学に用いられるのは...
戸坂潤 「科学方法論」
...科学――経験科学――の精密性を与えるものは測定の座標であることが明らかとなった...
戸坂潤 「科学方法論」
...それは主として十七世紀末のイギリスの政治学者達による政治・法律乃至国家の経験科学的な研究の結果であるが...
戸坂潤 「科学論」
...人間精神の一の経験科学を他の諸領域の研究者たちとの協同において基礎づけることがそれである...
三木清 「科学批判の課題」
...我々もまた或る意味では哲学の精神が実証的な経験科学のうちに内在していると思う...
三木清 「科学批判の課題」
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