...それでも仏像、経箱、経巻の包みなどのりっぱさは極楽も想像されるばかりである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また三世勝三郎の蓮生院(れんしょういん)が三年忌には経箱(きょうばこ)六個経本入(いり)男女名取中...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あるいは漆器の経机(きょうづくえ)や経箱(きょうばこ)...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そしてもう半年も前から精進していた他の数巻とあわせて経箱へおさめ...
吉川英治 「私本太平記」
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