...わが家の畳を取り替えた時は、経師屋さんにお願いした...
...経師屋の技術を生かして、古い着物を直してもらいたい...
...経師屋さんから畳のお手入れのアドバイスをもらった...
...経師屋のおじいさんが畳の張り方を教えてくれた...
...経師屋さんに依頼して家の中の畳の修理をした...
...経師屋閉口して、仰向(あふむ)けに往来(わうらい)へころげたら、河童一匹背中を離れて、川へどぶんと飛びこみし由、幼時母より聞きし事あり...
芥川龍之介 「雑筆」
...……押を強く張る事経師屋以上でね...
泉鏡花 「薄紅梅」
...一流の経師屋の親方になって...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...冬来るも経師屋(きょうじや)を呼ばず大掃除となるも亦畳屋に用なからん...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...この子の両親(経師屋(きょうじや)だったそうだ)は子供に死なれてから間もなくこの地を立去ったということである...
中島敦 「環礁」
...たとい具眼者が屑屋だろうが経師屋(きょうじや)だろうが相手を択(えら)んで筆を執(と)るなんて贅沢(ぜいたく)の云われた家業(かぎょう)じゃない...
「元日」
...小説家をもってあたかも指物師(さしものし)とか経師屋(きょうじや)のごとく単に筆を舐(ねぶ)って衣食する人のように考えている...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...経師屋の下職じゃ婿にならねえ――と」「泣くな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四田原町(たわらまち)の経師屋(きょうじや)東作(とうさく)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近頃では左官の彦兵衛と同じように通用する経師屋の東作だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...経師屋(きょうじや)の次男坊で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにつれて筆屋や経師屋(きょうじや)の出入りも頻繁であった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...とんと経師屋(きょうじや)の店先のごとくに...
正岡容 「小説 圓朝」
...中公の本、すっかり出来ているのを切ったり書き直したり貼りつけたり、経師屋稼業です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まるで経師屋でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...経師屋でふちどりをさせ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...郷里(くに)者の経師屋は...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...経師屋(きょうじや)として順調にやっていた...
山本周五郎 「さぶ」
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