...(再(ふたた)び迸るごとき嘲笑)盗人は静かに両腕を組むと...
芥川龍之介 「藪の中」
...そこでこれに乗組む人の顔ぶれが問題になった...
海野十三 「月世界探険記」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...すなわち胸に両腕を組む態度をしか取ったことはなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その獅子と取組むそうだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪者と四つに組む気でいるのです...
野村胡堂 「九つの鍵」
...搜る工夫もないが――」と腕を組む外はなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...事件と取り組むときの情熱だけが万事を決定するのではないでしょうか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...これ以上その思索に取り組む気にはなれなくなるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「君は潜水艦『八島』に乗組むことになっているんだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...コンクリートの王座の上に腕を組む鉄柵のこの空間...
三好達治 「測量船」
...運命と取っ組むだけでたくさんである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それと縁を組む気になるのはまあ自然であろう...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しかしまず現象そのものの実体と取組むことが...
矢部貞治 「政治学入門」
...いわゆる胡坐(あぐら)を組むのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...また組む、また撃ち砕かれる...
吉川英治 「新書太閤記」
...お前(めえ)と組むのはお断りだから...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...組む、組んだまま、水へ転げ落ちる...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??