例文・使い方一覧でみる「組み合せ」の意味
スポンサーリンク...両手を膝の上に組み合せると... 
芥川龍之介 「報恩記」
...七時二十分には、目ざす落合ノ小屋、処（ところ）は梓川と二ノ俣川との合流点、小屋というても、小丸太五、六本を組み合せ、小柴を両側にあてた一夜作りのもの、合羽でもないと雨露は凌（しの）げぬ、水や燃料は豊富だが三、四尺も増すと水攻にされる...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...この「隠蟻」をもって角々を組み合せ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...いかにそれが不思議な組み合せであったろうかと思えるのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」腕と腕とを組み合せながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...或る範囲の代数が用いられるからであるか――メンデリズムの場合に於ける組み合せの如く...
戸坂潤 「科学方法論」
...二人の姓を組み合せたムラサキという小さな酒場を開いていたが...
豊島与志雄 「好人物」
...両手を腕に組み合せて...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...惡癖の組み合せよりも...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...組み合せた靴の先きを緩やかに振つてゐた...
牧野信一 「籔のほとり」
...歌いながらなよやかな両手を組み合せて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...手を組み合せて、ロデリゴ！ 助けて、助けて！ と気狂いみたいにさけびながらよろけて部屋を横ぎるの...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...女の子はすなほにそこへ坐つてきちんと兩手を組み合せました...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...レールを七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...きちんと両手を組み合せました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...「それは何かの魚の骨を一緒に組み合せたものであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...矢代は組み合せた型の廻ってゆくようなこの劇場に少し反感を覚え...
横光利一 「旅愁」
...膝組み合せて語るやうに時間も忘れてしまふのである...
吉川英治 「折々の記」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？