...『二十五絃』から『白羊宮』にかけて...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...………」幸子は絃(げん)の上に琴爪(ことづめ)を篏(は)めた手を載せたまま...
谷崎潤一郎 「細雪」
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谷崎潤一郎 「盲目物語」
...ピータ中等(ちゅう)ぢゃな!……三絃胡弓子(ヒュー・レベック)どん...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...作曲家、演奏家、管絃楽長、歌手、それから汝(なんじ)親愛なる聴衆、君らに一度は自己の姿を知らしてやろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...管絃楽の下稽古(したげいこ)を指揮しに音楽会場へやって行かねばならなかったとき...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
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永井荷風 「桑中喜語」
...思切って海の方へ突出(つきだ)して建てた大新地(おおしんち)小新地(こしんち)の楼閣に早くも燦(きらめ)き初(そ)める燈火(ともしび)の光と湧起る絃歌(げんか)の声...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...文七にふまるな庭のかたつむり元結のぬる間はかなし虫の声大絃(たいげん)はさらすもとひに落(おつ)る雁(かり)なぞと吟(ぎん)じたる風流の故事を思浮(おもいうか)べたのであった...
永井荷風 「日和下駄」
...楽人は瑟(しつ)の絃(げん)を断ち...
中島敦 「名人伝」
...左手ニ絃ヲ擁シ右手ニ撥ヲ執リ...
成島柳北 「他山の石」
...さすがに絃歌(げんか)の聲は絶えて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...絃奏をもったものでありながら...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...十三絃のあの琴のことですか」「ええ...
久生十蘭 「黄泉から」
...笛や八絃琴(コーブザ)の楽の音がとどろきわたつて――歓楽がつづいた……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そして二絃琴を弾いたのだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...貧寒の間に居りて絃を弾じ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...舌打ちするように四絃(しげん)を一ツぴしゃッと撥(はら)ッて...
吉川英治 「私本太平記」
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