...すべての活動が終熄してしまう最後の日が来ないわけにはゆかない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...実は化合作用の間に起る温度上昇が緩徐に終熄するためにそうなるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...血を蔽(おお)うことなくいつまでもこれを地に止(とど)めてその血の号叫(さけび)をして永久に終熄(しゅうそく)すること無からしめんことを求めたのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...地球外よりの侵寇(しんこう)がこの天災のために終熄したことだ...
海野十三 「予報省告示」
...戦争終熄期(しゆうそくき)10・2(夕)戦争がいつ頃済むだらうか――といふ事は誰もの頭に起きる興味ある問題であるが...
薄田泣菫 「茶話」
...」四十二箇月目といふと来年の一月が丁度戦争終熄期といふ事になる...
薄田泣菫 「茶話」
...何時頃如何なる形で終熄するかと云ふ樣なことを正確またはそれに近い程度に洞察し得る道理が無い...
橘樸 「支那を識るの途」
...戦争を終熄させるためにではなく...
豊島与志雄 「ヒロシマの声」
...この取引が終熄(しゅうそく)する暁には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...『もしこの危機にアメリカ戦争が終熄しなかったならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...又は逆に戰爭の原因を終熄せしめるかの重大段階に到達したのであるが...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...欧洲大戦が終熄(しゅうそく)に近づいて米国が世界の資本王となり得べき可能性が確立した時である...
夢野久作 「暗黒公使」
...ついに排外にまで膨脹して終熄したが...
横光利一 「静安寺の碑文」
...ようやく平静に返ろうとして地方の乱賊も終熄(しゅうそく)したところです...
吉川英治 「三国志」
...その方面のたたかいも終熄(しゅうそく)して来た頃である...
吉川英治 「私本太平記」
...ひとまず諸国の戦乱や私闘も一応は終熄(しゅうそく)をつげ...
吉川英治 「新書太閤記」
...すでにこの地方の小豪の争奪も終熄期(しゅうそくき)にかかっており...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...あんにゃもんにゃ時代の終熄(しゅうそく)でもあったのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??