...終極は現在の社会制度...
有島武郎 「農民文化といふこと」
...また終極の勝利だ...
太宰治 「竹青」
...あらゆるものが終極ではなかつた...
田山録弥 「黒猫」
...社会の歴史的発展によって終極的に――直接にではない――限定されている...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...終極に於ては一つの疑問であるかも知れない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...音楽は終極に達してるとは思わないかどうか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...かくて次へ次へとその要求は引繼がれ終極する所がないのである...
波多野精一 「時と永遠」
...かくの如くにして果てしなき連續即ち無終極性として發現を遂げる...
波多野精一 「時と永遠」
...かくて「無終極性」が時間性の性格として成立つてゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...時間性從つて時の無終極性はそのことによつて制限と克服とを見るであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...吾々が「惡しき永遠性」乃至「僞りの永遠性」と呼んだこの無終極性である以上...
波多野精一 「時と永遠」
...從つて無終極性は客觀的時間の本質的性格をなす...
波多野精一 「時と永遠」
...ここに無終極性としての僞りの無限性に對して完成性を意味する眞の無限性が現はれる...
波多野精一 「時と永遠」
...無終極的時間性のそれ以外にはないであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...惡しき永遠性としての無終極的時間が發生することは...
波多野精一 「時と永遠」
...いくら追いかけてもその終極のつかまらないものが我々のもの」としている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生の終極ではあるが決して目的ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...救貧法の廃止をその終極目的としない救貧法修正案は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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