...)×若し理性に終始するとすれば...
芥川龍之介 「河童」
...笑顔に終始することの出来るものではない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...若し理性に終始するとすれば...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...非科学的な内部闘争や感情的な対立に終始することの不可なる所以が明らかに示されたのは...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...誠の心をもって終始する心掛が必要だと思います...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...親切をもって終始する心掛が最も必要であります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...会っても社交的儀礼に終始するであろう人々が...
谷譲次 「踊る地平線」
...以後の半生ももつぱらそれに終始することができた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...諸範疇の絶対的対立と固定化とになやむ形式的論理に終始するものだと見た...
戸坂潤 「科学論」
...そして問題はそこに終始するのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...単に平面的な筋の動きだけに終始する...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...長塚君の気に入らない一回を以て終始するならば...
「『土』に就て」
...イデオロギーの範囲内に終始するときそれの唯物主義的特質を発揮し得ないからである...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...人の難しとするところを敢て爲途げて見せようとする冒險的技巧に終始する作家なのだ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...貴族の娘は貴族らしく品位を落とさないで他の軽侮を受けない身の持ち方で終始するのが世間へ対しても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自利を以て終始するのは惡の極である...
森鴎外 「古い手帳から」
...介添を頼まれた者は誰でも公平に立会人としてのみ終始することができなくなった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうしてその詠嘆に終始するが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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