...彼はその過ちを終世嘆くことになった...
...この掟は終世守らなければならない...
...彼女との出会いは終世忘れられない思い出だ...
...終世に渡って、一緒にいよう...
...終世を費やして、その問題を解決するつもりだ...
...おそらく終世忘れることはできないであろう...
芥川龍之介 「大川の水」
...大王終世の事業はシュレージエン問題の解決に在ったと見るも過言ではない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...今後と雖も終世馬鹿であることをやめないであらう...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...この花の咲いたような美夫人から……私なぞの終世垣間見ることもできぬ上流の貴婦人から...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...心は始終世間の方へ向いていた...
徳田秋声 「黴」
...一つの主義に固持して終世世に容(い)れられなかった人もあり...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...ほとんど終世この職に踏み止(とどま)って...
野村胡堂 「楽聖物語」
...人並以上の美人を妻としかつその妻に終世深く愛されたことは...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...遺骨の重味(おもみ)と共に終世お忘れにならないことでしょう...
長谷川時雨 「大塚楠緒子」
...終世を共にする誓(ちかい)を結んだのだが...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...わしは終世大事にします...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...もとよりこのことは彼が終世そうであったように当時から熱烈な「愛国者」であったことと矛盾しない...
服部之総 「福沢諭吉」
...自分以外の男はあの人を終世変わりない妻として置くことはできまい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...終世其意見を変ぜずにしまはれた人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...始終世棄人のように引っ込んで生きていて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...誰もが始終世界の歴史について考えているわけにはいきませんもの...
森本薫 「女の一生」
...終世の怨恨を抱いていたらしく思われる...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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