...それとも大正の終りから昭衵のはじめにかけての...
石川欣一 「可愛い山」
...工成りて戸を固め、壁建終り、大城戸(おほきど)に刻める文字を眺むれば「このうちに神はゆめ入る可からず」と、ゑりにたり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...……五年目の終りになって...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...以上、一般論は終りだ...
太宰治 「乞食学生」
...「先週の終りから今週へかけて………そうですね...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...独居凄涼の生涯も年と共に終りを告ぐるに至らむ※...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕餉終りし頃風吹き出であたり物寂しくなりたれば自働車を倩ひて帰る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...余りにもひどい結果に終り...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...食事終りて牢内を歩むに...
福田英子 「妾の半生涯」
...昼の終り名宝食堂でビクターの試聴会あり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一回終り、ハヤシライスで飯をすませ、斎藤の「夜明けの街」を一読これはよろし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昼の終り、滝さん一行来り、みんなに、うなぎを取って呉れた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――『田園交響楽』の第二楽章の終りに...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...斉藤平太は人数を巧(うま)く組み合せて両方の終る日が丁度同じになるやうにやって置きましたから両方丁度同じ日にそれが終りました...
宮沢賢治 「革トランク」
...※これは※までで終りです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昨年終りの部分が出来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...したたかに喰ひ終り...
夢野久作 「白くれない」
...聞き終りし和尚は関羽鬚を長々と撫で卸しつ...
夢野久作 「白くれない」
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