例文・使い方一覧でみる「終に」の意味


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...終には幾十幾百幾千の事が皆一時に持上る...   終には幾十幾百幾千の事が皆一時に持上るの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...一生借金の苦労に追われて終に名を成す遑(いとま)がない中に...   一生借金の苦労に追われて終に名を成す遑がない中にの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...奸智も終に良智となるべし...   奸智も終に良智となるべしの読み方
大町桂月 「石田堤」

...余は終に十和田湖に別れぬ...   余は終に十和田湖に別れぬの読み方
大町桂月 「十和田湖」

...終には如何なる馬鹿げた事でも自分の尊敬する人から説き聞かされると...   終には如何なる馬鹿げた事でも自分の尊敬する人から説き聞かされるとの読み方
丘浅次郎 「疑ひの教育」

...些細な迷信でも、一つを黙認すれば、他をも黙認せねばならず、次から次へと、負けて行けば、終には、いかなるはなはだしい迷信でも許さねばならぬことになる...   些細な迷信でも、一つを黙認すれば、他をも黙認せねばならず、次から次へと、負けて行けば、終には、いかなるはなはだしい迷信でも許さねばならぬことになるの読み方
丘浅次郎 「改善は頭から」

...終に如何なる運命に遇ふたか...   終に如何なる運命に遇ふたかの読み方
丘浅次郎 「人類の将来」

...悪人は終に亡びる如くに書いてあるが...   悪人は終に亡びる如くに書いてあるがの読み方
丘浅次郎 「人類の将来」

...彼はいろんなことを話したが、どうやら、自分の生前に話しきれなかったことを、臨終に際して、もう一度、すっかり言ってしまいたいらしかった...   彼はいろんなことを話したが、どうやら、自分の生前に話しきれなかったことを、臨終に際して、もう一度、すっかり言ってしまいたいらしかったの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...養家に対しても済まぬといって終に先方に談合して離縁してもらった...   養家に対しても済まぬといって終に先方に談合して離縁してもらったの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...待望の教示は終に得られなかった...   待望の教示は終に得られなかったの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...島野が死んだのをごぞんじですか」「死ぬまでそばにいました」「山勢さんのお嬢さんも臨終におあいになったのですか」「山チイはたぶんまだ知らないの」「フレッドとおっしゃったようですが...   島野が死んだのをごぞんじですか」「死ぬまでそばにいました」「山勢さんのお嬢さんも臨終におあいになったのですか」「山チイはたぶんまだ知らないの」「フレッドとおっしゃったようですがの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...終には本当に観てしまふのだつた...   終には本当に観てしまふのだつたの読み方
平山千代子 「お泊り」

...口上手な鱒二は終に僕にとっては砂漠のスヒンクスに化してしまった...   口上手な鱒二は終に僕にとっては砂漠のスヒンクスに化してしまったの読み方
牧野信一 「喧嘩咄」

...小(ちいさ)い黄な蝶はひらひらと飛んで来て干し衣の裾(すそ)を廻ったが直ぐまた飛んで往て遠くにあるおしろいの花をちょっと吸うて終に萩のうしろに隠れた...   小い黄な蝶はひらひらと飛んで来て干し衣の裾を廻ったが直ぐまた飛んで往て遠くにあるおしろいの花をちょっと吸うて終に萩のうしろに隠れたの読み方
正岡子規 「飯待つ間」

...果して然らば詩人は終に論ずべからざる乎...   果して然らば詩人は終に論ずべからざる乎の読み方
山路愛山 「詩人論」

...終に寐せざるもの真の寐か...   終に寐せざるもの真の寐かの読み方
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」

...すでに御臨終に駆けつけながら...   すでに御臨終に駆けつけながらの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「終に」の読みかた

「終に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「終に」


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