例文・使い方一覧でみる「終に」の意味


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......   の読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...終にコントに走って爰(ここ)に初めて一道の曙光に接する感があった...   終にコントに走って爰に初めて一道の曙光に接する感があったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...大勢は終に滔々として渠らを置去りにした...   大勢は終に滔々として渠らを置去りにしたの読み方
内田魯庵 「四十年前」

...終にその規定によりて語法を定めぬ...   終にその規定によりて語法を定めぬの読み方
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」

...終に、片ほとりとは云へぬこの地に來りて、はじめて其の啼くを聞きたるが、折角の取置きの句は應用するに由なかりき...   終に、片ほとりとは云へぬこの地に來りて、はじめて其の啼くを聞きたるが、折角の取置きの句は應用するに由なかりきの読み方
大町桂月 「狹山紀行」

...終に大いに醉ふ...   終に大いに醉ふの読み方
大町桂月 「獨笑記」

...殆んど終に至るまで討幕家たらざりき...   殆んど終に至るまで討幕家たらざりきの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...莊重にして且つ豪華なるは大隈伯なり伊藤侯は威儀を修めて未だ雋俗ならず大隈伯は偉觀を求めて終に閑雅の風に乏し大隈伯に逢ふものは...   莊重にして且つ豪華なるは大隈伯なり伊藤侯は威儀を修めて未だ雋俗ならず大隈伯は偉觀を求めて終に閑雅の風に乏し大隈伯に逢ふものはの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...終に政府をして所謂る鉱毒事件処分案なるものを施行せしめたり...   終に政府をして所謂る鉱毒事件処分案なるものを施行せしめたりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...終にはここで一同枕を並べて死なねばならぬと思うと...   終にはここで一同枕を並べて死なねばならぬと思うとの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...こうして兼実は終に建仁二年(法然七十歳)正月二十八日月輪殿で出家を遂げ...   こうして兼実は終に建仁二年正月二十八日月輪殿で出家を遂げの読み方
中里介山 「法然行伝」

...決して国会の承諾を得るに非れば、政府歳入を徴する不能とか、国費供給する不能とか、国会に、会計全権を挙げて委するが如き失策に陥る時は、政府は手を束ねて、彼等の指揮に従はざる事を不得、是れ国政萎靡して、不振の基を開き、彼等飽く事なきを求め、終に国君を廃し、協和政治を創立せんと云ふに至る...   決して国会の承諾を得るに非れば、政府歳入を徴する不能とか、国費供給する不能とか、国会に、会計全権を挙げて委するが如き失策に陥る時は、政府は手を束ねて、彼等の指揮に従はざる事を不得、是れ国政萎靡して、不振の基を開き、彼等飽く事なきを求め、終に国君を廃し、協和政治を創立せんと云ふに至るの読み方
蜷川新 「天皇」

...女大学終最終に右の条々稚(おさな)き時より能く訓う可し云々...   女大学終最終に右の条々稚き時より能く訓う可し云々の読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...かの犬臨終に尊者の窮乏を忘れず...   かの犬臨終に尊者の窮乏を忘れずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...終に自分の女としての一生は空費されなければならないのだろうか...   終に自分の女としての一生は空費されなければならないのだろうかの読み方
「海流」

...終には一二分何も聞えないようになってしまうのであった...   終には一二分何も聞えないようになってしまうのであったの読み方
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」

...然れども芙蓉は終に再び日本大詩人の面目を見ることを得ざりき...   然れども芙蓉は終に再び日本大詩人の面目を見ることを得ざりきの読み方
山路愛山 「頼襄を論ず」

...終に今夜の泊りの場所まで一緒に行く事になった...   終に今夜の泊りの場所まで一緒に行く事になったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「終に」の読みかた

「終に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「終に」


ランダム例文:
かぶり   小むすめ   身に立つ  

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