...後に玄朔と紹巴と安志の三人は赦免されたけれども...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...当時の連歌の大宗匠法橋紹巴も時々公を訪れた...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...或る時紹巴が「近頃何を御覧なされまする」と問うた...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...連歌二百年の間僅(わずか)に鶯のもろ声に鳴く蛙かな 紹巴の一句あるのみ...
正岡子規 「古池の句の弁」
...……しかしさすがは里村紹巴(じょうは)...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴や昌叱(しょうしつ)はこの道の達人である...
吉川英治 「新書太閤記」
...わけて里村紹巴は...
吉川英治 「新書太閤記」
...座敷の隅に、小机を抱えていた明智家の士、東(あずま)六右衛門が、「不束(ふつつか)ですが、主君のお申しつけ、もだし難く、私が認(したた)めまする」と、紹巴へ答えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉から吟味をうけた紹巴が...
吉川英治 「新書太閤記」
...「……殿」となりの部屋から紹巴が身をもたげて声をかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴の文を出して見せた...
吉川英治 「新書太閤記」
...白湯(さゆ)一杯たまわらぬか」連歌師(れんがし)の里村紹巴(さとむらじょうは)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴の訪れをしおに...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴は、二条はまださかんに焼けているが、今暁の本能寺のすさまじい焔は御覧になったかと訊ねた...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴(じょうは)もすこし胸撫でおろした容子(ようす)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...この紹巴(じょうは)のあたまには考えようとしても考えられぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...それから間もなく紹巴が辞しかけると...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴(しょうは)の次韻(じいん)をうけて...
吉川英治 「茶漬三略」
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