...正宗白鳥氏は「光秀と紹巴(せうは)」の中に「生活者」中の「生活者」だつた光秀に紹巴を嘲(あざけ)らせてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...従つて僕の中(うち)の光秀は必ずしも僕の中の紹巴を嘲笑しない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...」郭公(ほとゝぎす)7・26(夕)むかし連歌師の紹巴(ぜうは)が松島を見に仙台へ下つた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...紹巴(しょうは)...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...足利氏と縁故深き連歌は足利氏の衰ふると共に衰へ、豊臣氏に至りて紹巴あり、僅にその命脈を保ちしも、太閤薨(こう)じ、紹巴没し、豊臣氏尋(つ)いで滅び、徳川氏政(まつりごと)を江戸に執るに及びて、連歌は僅にその形骸(けいがい)を保つに止まり、しかして松永貞徳の俳諧一派は漸(ようや)く世に拡まらんとす...
正岡子規 「古池の句の弁」
...紹巴(しょうは)をよんで連歌百韻(れんがひゃくいん)を催したり...
吉川英治 「新書太閤記」
...京都の紹巴(じょうは)に招き状を送り...
吉川英治 「新書太閤記」
...……しかしさすがは里村紹巴(じょうは)...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴どのからお詫(わ)びおきして賜われと...
吉川英治 「新書太閤記」
...不孝とぞんじまして」「やりおる」と紹巴は苦笑して...
吉川英治 「新書太閤記」
...また、光秀が、苦吟のうちに、粽(ちまき)の皮を剥(む)かずに口へ入れたとか、或いは、紹巴へ向って、(本能寺の堀は、浅きか深きか)と訊ねたところ、紹巴が、(あら勿体(もったい)なし)と答えたとか、いかにも真(まこと)しやかではあるが、これらも乱後の噂にすぎまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...「……殿」となりの部屋から紹巴が身をもたげて声をかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴(じょうは)どのか...
吉川英治 「新書太閤記」
...――もし彼が老いてもいよいよ健康であるか、或いは、もう十歳も若かったら、決してこんなばかをやって、天下を騒がすことはしまい」道三の長ばなしについ聞き入っていたが、紹巴はふと、べつな方に騒がしい人声を聞いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「どうなすった?」紹巴は案じていたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...それから間もなく紹巴が辞しかけると...
吉川英治 「新書太閤記」
...紹巴(しょうは)の次韻(じいん)をうけて...
吉川英治 「茶漬三略」
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