例文・使い方一覧でみる「紲」の意味

...彼女は決して縲紲の恥しめを受けることはなかった... 彼女は決して縲紲の恥しめを受けることはなかったの読み方
江戸川乱歩「悪魔の紋章」

...キャサリン・ディ・マットスに―――――――――――――――神が結んだ紲（きずな）は解かぬがよい...
スティーヴンスン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」

...もはや人獣のこの浅ましい紲（きずな）から逃れ去ることはできなくなってくるのです... もはや人獣のこの浅ましい紲から逃れ去ることはできなくなってくるのですの読み方
橘外男「陰獣トリステサ」

...谷中川辺二村の人民亦縲紲の辱を受けたれども審理の末放免せられ犯罪の汚名を雪ぐを得たり...
田中正造「非常歎願書」

...忽（たちまち）縲紲（るいせつ）の辱（はずかしめ）を受けねばならない... 忽縲紲の辱を受けねばならないの読み方
永井荷風「西瓜」

...失意の人々の中には董狐（とうこ）の筆を振って縲紲（るいせつ）の辱（はずかしめ）に会うものもあり... 失意の人々の中には董狐の筆を振って縲紲の辱に会うものもありの読み方
永井荷風「西瓜」

...そして不道徳で放縱な性格を紲積（せつせき）して行つた... そして不道徳で放縱な性格を紲積して行つたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...賢（けん）にして（四五）縲紲（るゐせつ）の中（うち）に在（あ）り... 賢にして縲紲の中に在りの読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...吾（われ）・縲紲（るゐせつ）の中（うち）に在（あ）るに方（あた）り... 吾・縲紲の中に在るに方りの読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...固（もと）より縲紲（るゐせつ）の中（うち）に在（あ）るに如（し）かず』と... 固より縲紲の中に在るに如かず』との読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...【四五】縲紲... 【四五】縲紲の読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...越石父賢在二縲紲中一... 越石父賢在二縲紲中一の読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...方三吾在二縲紲中一... 方三吾在二縲紲中一の読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...固不レ如レ在二縲紲之中一... 固不レ如レ在二縲紲之中一の読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...八十張で紲（あしぎぬ）一匹... 八十張で紲一匹の読み方
吉川英治「美しい日本の歴史」

...情愛の紲（きずな）を思い断（き）って... 情愛の紲を思い断っての読み方
吉川英治「剣難女難」

...紲車（きずなぐるま）一二月も近い空の寒々と夕冴えした黄昏（たそがれ）であった... 紲車一二月も近い空の寒々と夕冴えした黄昏であったの読み方
吉川英治「源頼朝」

...膝にしがみついている小さい手の紲... 膝にしがみついている小さい手の紲の読み方
吉川英治「源頼朝」

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