例文・使い方一覧でみる「金ぶち」の意味
スポンサーリンク...金ぶちの額（がく）に入れられてかかっていました... 
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「眠りの精」
...義雄は金ぶちの目がねの中の兩眼を見開らいたまま...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...目的物は銀時計と金ぶち眼鏡とであるが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それなら早く云って下さい」署長は金ぶち眼鏡ごしに...
海野十三 「蠅男」
...金ぶちの目がねをかけた...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...どうも金ぶちの出来が不似合であったが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その金ぶち眼鏡のにやけた男が...
太宰治 「虚構の春」
...バナナを頬張りながら口論している色の黒い八字ひげと、金ぶちの色眼鏡...
谷譲次 「踊る地平線」
...きれいな金ぶちの額に入れたものだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...新吉が欄間を見上げると立派な金ぶちの額に収まつた浦賀のお婆さんの...
牧野信一 「淡雪」
...競売の通知で時々樽野を訪れてゐる山羊髯の執達吏と金ぶち眼鏡の銀行員が...
牧野信一 「村のストア派」
...金ぶちのめがねをかけた紳士（しんし）――お医者を連（つ）れて来た...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そこには金ぶちのわくをはめた鏡（かがみ）がどこにもここにもはめてあって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...大切な金ぶちが無くなっています...
無署名（夢野久作） 「三つの眼鏡」
...無数の眼、金ぶちの眼鏡、望遠鏡、そして息づまりそうな沈黙をもった顔とが、すべて同じ角度に向いていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...美しい鼻下の髭と金ぶちの眼鏡に...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...神経質な細面に金ぶちの眼鏡をかけていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...金ぶちの肖像画があらわれた...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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