...唐(もろこし)の字書(じしよ)には※(き)は大口細鱗(さいりん)とあればにるゐせるならん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...細鱗を閃(ひらめ)かせつつ無心に游優嬉戯しているのである...
中島敦 「環礁」
...細鱗を閃かせつゝ無心に游優嬉戲してゐるのである...
中島敦 「環礁」
...細鱗は見るうちに船一杯になつた...
長塚節 「須磨明石」
...しろかねの細鱗(さいりん)を畳んで濃(こま)やかに動いている...
夏目漱石 「草枕」
...月下に躍(おど)る細鱗(さいりん)の如く秋の日を射返す...
夏目漱石 「幻影の盾」
...三栖庄からして巨口細鱗の鱸がとれたとて進献になると...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
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