...俳句の季語にもなっている細道を散歩しよう...
...村上春樹の小説『こころ』で紹介されている奥の細道を読んでみたい...
...細道の美しい景色を見ながら、写真を撮りたい...
...サイクリングで細道を走るのは気持ちがいい...
...細道を歩く旅を体験してみたい...
...最後に彼は元禄二年にも――「奥の細道」の旅に登つた時にもかう云ふ句を作る「したたか者」だつた...
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...「山頬(やまぎわ)の細道を...
泉鏡花 「縁結び」
...まんなかに一つ歪(ゆが)んだ斜(はす)かけの細道がある...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...かの絶壁の細道をたどりて徐ろにのぼりゆく人々は...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...薄暗い竹藪の、とある細道を、黒い影法師のようなものが、フラフラと歩いていた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...その細道をしばらく行くと大道がある...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...篠(しの)の細道掻(か)き分(わ)け行けば...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...茶屋が裏ゆく土手下の細道に落ちかゝるやうな三味の音を仰いで聞けば...
永井荷風 「里の今昔」
...いつも行(ゆ)くなる細道(ほそみち)をたどれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...あの都は何んな細道を覗いても花飾美と瑰奇美と新鮮美に溢れてゐる...
牧野信一 「花束一つ」
...芭蕉の奧の細道の有名な句を引くまでもなく...
三木清 「人生論ノート」
...どこの細道も知りぬいている人力である...
柳宗悦 「思い出す職人」
...山の中の細道をどこまでもどこまでも歩いて行くと...
夢野久作 「木魂」
...要路の地勢を考えて、まず柵を結(ゆ)い、関所を設け、丸木小屋の見張所を建て、望楼を組上げなどして、街道はおろか、峰の杣道(そまみち)、谷間の細道まで、獣一匹通さぬばかり監視は厳重をきわめていた...
吉川英治 「三国志」
...まっさきに林の細道(ほそみち)へふみこんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...うねうねと登り下りする細道を辿(たど)って...
吉川英治 「新書太閤記」
...軌(わだち)の入らぬ細道へかかりましたら...
吉川英治 「親鸞」
...その細道をいま、旋風(つむじ)のような馬けむりが、わき目もふらず駈けて行った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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