...ウチの会社は零細民が集まってるよ...
...零細民でも、コツコツ仕事をすれば大成することができる...
...零細民の立場に立って、彼らの声を届けることが大切だ...
...零細民を応援する支援策が必要だ...
...零細民が経営するお店は、地元の暮らしに根ざした味がある...
...小女は浅草清島町という所の細民(さいみん)の娘なり...
饗庭篁村 「良夜」
...細民街のぼろアパアト...
太宰治 「音に就いて」
...深川の細民との比較がどうなっているか知りたいものである...
寺田寅彦 「柿の種」
...細民階級――貴族の利己心に対抗しておのが「国土」を守護した犠牲的な民衆...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは人が信ずるほど「愛すべき細民」では決してない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...路地はそれらの浮世絵に見る如く今も昔と変りなく細民(さいみん)の棲息する処...
永井荷風 「日和下駄」
...乱を避くる領内の細民が隠るる場所もある...
夏目漱石 「幻影の盾」
...善良なる細民の同情者だ...
夏目漱石 「明暗」
...なぜなら細民窟(さいみんくつ)のじめじめした長屋住いや...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...松島町という細民の部落で...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...ウェスト・エンドの細民街のひどいところに住み...
久生十蘭 「海難記」
...ウエスト・エンドの細民街のひどいところに住み...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...しかし細民街の近づくに従つて...
北條民雄 「道化芝居」
...細民が困るといふやうな事は先づ近い将来においてはないといふてよからう...
正岡子規 「病牀六尺」
...細民に対して危害を加えたり窃盗を働いたりすることは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...細民街の中にある共同井戸である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこは戸部坂の細民街を西へ遠く入った丘陵の新開地で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...エキゾチックではあるが何か灰色の哀感とそして弱々しい明治世代の訴える“うたごえ”も持たなかった細民たちの無数の顔が...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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