...彼女は紫水晶の指輪をつけている...
...ショップで紫水晶のネックレスを見つけた...
...子供の頃、紫水晶のクリスタルを集めるのが趣味だった...
...紫水晶は身につけると幸運を招くと言われている...
...彼女は紫水晶のパワーストーンを持っている...
...紫水晶のネクタイ・ピンをした...
芥川龍之介 「上海游記」
...磯際の巖も一つ一つ紫水晶のやうに見えて山際の雜樹が青い...
泉鏡花 「遺稿」
...紫水晶(むらさきずゐしやう)の色に映(は)ゆる園生(そのふ)よ...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「エロディヤッド」
...紫水晶でこしらえたようなのもある...
寺田寅彦 「柿の種」
...紫水晶の小さな印形だった...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...その上には羽の生えた獅子や蛇などが紫水晶で刺繍(ぬ)ってあった...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...紫水晶(むらさきすいしょう)の結晶...
中島敦 「悟浄出世」
...むしろ黎明と共に見え初める紫水晶の富士の峯が先づ紅をさして...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...紫水晶などをはめそれに細い銀の格子が出来てをりました...
宮原晃一郎 「孝行鶉の話」
...紫水晶の砿脈だから...
山本周五郎 「藪落し」
...それからまた紫水晶のある岩は月夜になると螢光(けいこう)を発するということを聞いたから...
山本周五郎 「藪落し」
...うすい光を含んで葡萄色に光る紫水晶が露出しているのである...
山本周五郎 「藪落し」
...岩壁に露出している美しい紫水晶の尖端を気狂いのように砕きはじめた...
山本周五郎 「藪落し」
...藪落しの中にこんなみごとな紫水晶があるのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...紫水晶の指の触れ心地(ごゝち)の好(い)い程の大きさのを幾何(いくら)かと聞くと五十円だと云つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...葡萄(ぶどう)のしずくを連ねたような紫水晶の数珠(ずず)を指にかけていた...
吉川英治 「親鸞」
...そこの小さい商品棚に、紫水晶、象牙、めのう、水牛などの印材朱肉入れの類が並んでいるのに気づかなければ、ちょっと見、何屋だか分らない構えだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...キューピッドの矢のはいった紫水晶ですて...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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