...黄老の学者の地上楽園もつまりは索漠とした支那料理屋に過ぎない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...それらの索漠とした記事から記事へ殆(ほとんど)機械的に眼を通した...
芥川龍之介 「蜜柑」
...私は索漠とした心もちで...
芥川龍之介 「世之助の話」
...索漠とした毎日を過ごした...
火野葦平 「花と龍」
...索漠とした自分の気持とたたかっていた...
火野葦平 「花と龍」
...ユウジェニイの晩年は非常に索漠としたものだつた...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...蒼白く無表情に索漠とした顔つきである...
宮本百合子 「刻々」
...この頃何だか索漠としたところが出来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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