...一書の題簽(だいせん)に「ヂヰナ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...市日には遠近(ゑんきん)の村々より男女をいはず所持(しよぢ)のちゞみに名所(などころ)を記(しる)したる紙簽(かみふだ)をつけて市場に持より...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...題簽は、青山子爵御母堂元子樣に豫め御願ひしてある事を話した處、表紙のそれに、數本の藪柑子を添へたなら、面白からうと、長崎氏が云はれた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...私は青山御母堂の題簽と...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...遂に扉の題簽のあしらひに描く事にきめた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...題簽のあしらひであるから...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...これに題簽が刷られた時...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...題簽を御書き下された青山子爵御母堂樣...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...やあシミの巣だとかシミの何んだとか言って時には紙魚繁昌記などと書物の題簽(だいせん)までを賑わす名とも成り...
牧野富太郎 「植物記」
...茶表紙の上に貼(てふ)した簽(せん)に「糾繩抄」の三字が題してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは題簽を熟視してゐるうちに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そこの机の上から取ったのだろう「妙法寺記(みょうほうじき)」という題簽(だいせん)で...
山本周五郎 「日本婦道記」
...良人の写した方の題簽には「鈔(しょう)」という字が付いている...
山本周五郎 「日本婦道記」
...藤右衛門はその表紙の「松の花」という題簽(だいせん)をあらためて見なおした...
山本周五郎 「日本婦道記」
...見ると「孟徳新書」という題簽(だいせん)がついている...
吉川英治 「三国志」
...手に披(ひら)いていた漢書の題簽(だいせん)には“資治通鑑(しじつがん)”としてあった」「その資治通鑑とか申しますのは」「近年...
吉川英治 「私本太平記」
...題簽(だいせん)を貼り加えた...
吉川英治 「茶漬三略」
...不識庵様日用修身巻(ふしきあんさまにちようしゅうしんかん)という題簽(だいせん)がついていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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