...結婚式には素面で出席しました...
...彼女が素面のときの笑顔がとてもかわいいです...
...飲酒運転は素面での運転よりも遥かに危険です...
...今夜は素面で過ごすことにしよう...
...素面で向き合った自分自身について考えてみる時間が必要だ...
...あらよろけたよ」「一(いっ)そ素面(すめん)で踊りゃいいのにさ」――ざっとこんな調子である...
芥川龍之介 「ひょっとこ」
...一二日の間はほとんど素面(しらふ)でいて自分の仕事を少くとも普通にやっていることもあった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...わっしは確かに素面(しらふ)でしたぜ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...舞台にいるときよりも素面(すがお)でいるときのほうが芝居の上手な婆で...
太宰治 「猿ヶ島」
...全くの素面(しらふ)とは見えないカートン氏は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その私の素面に、八雲書店の編輯部が如何なる興味を持ったか、それは私の知らないところであるが、とにかく、出版を承諾して貰えるならば編輯はこちらでやっても宜しいという申し出であった...
豊島与志雄 「随筆評論集「情意の干満」後記」
...むしろ素面の時よりも立派なほどだ...
豊島与志雄 「囚われ人」
...酔ってるのか素面(しらふ)なのか見当がつかなかった...
豊島与志雄 「野ざらし」
...ほとんど素面(しらふ)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殆んど素面(しらふ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...童女のやうな素直さに戻つてゐる人間の素面が...
林芙美子 「瀑布」
...己れ独り素面のまま碌々と顎を撫でているのは大して器量のいい図ではないから...
久生十蘭 「魔都」
...もちろんそれは素面(しらふ)で...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...ところが今はそのペトローヴィッチもどうやら素面(しらふ)らしい...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...まさか素面では――とたじろいて二のあしを踏む者も多かったが...
牧野信一 「鬼涙村」
...私はだから尚更あの人の素面で経た辛苦を尊敬いたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...素面(しらふ)のときは知らねえが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...おのれの素面へ風を切って来ました...
吉川英治 「江戸三国志」
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