...せっかく茶器を取りだしかけていたおぬいさんは素直にそのままそれをそこにおいて...
有島武郎 「星座」
...渠(かれ)は素直に出られなくなつてしまつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自分は素直に立って...
鈴木三重吉 「千鳥」
...」浦島は素直に、その氷のやうに冷たい珠を、五つ六つ頬張つた...
太宰治 「お伽草紙」
...と素直に応答するその見知らぬ女の少し笑いを含んだ声が...
太宰治 「八十八夜」
...そのまま素直に私へ又はねかえって来ただけのことです...
太宰治 「HUMAN LOST」
...より多く素直に露呈されてることであろう...
豊島与志雄 「随筆評論集「情意の干満」後記」
...三輪の」平次は素直に懐紙に包んだ毛を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尤も木戸番の半次にさらわせたのは外の人間だ」「姐さんが素直に窓から出たんでしょうか」「一と当て当てられるか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎はこの大任を素直に引受けるほど自惚(うぬぼ)れては居ません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ゆき子は素直に、加野のそばの椅子に腰をかけて、素肌(すはだ)の脚を組んだ...
林芙美子 「浮雲」
...それから素直に起上ると...
原民喜 「雲雀病院」
...そして思いのほか素直に云った...
堀辰雄 「菜穂子」
...教育を受けたらばいよいよ女の心得を知って素直にならなければならんのに今の有様(ありさま)は全く反対だ...
村井弦斎 「食道楽」
...彼らは自然を素直に受けた...
柳宗悦 「工藝の道」
...真紀子は素直に起きて来ると...
横光利一 「旅愁」
...素直に聞いたらしい人々もなくはなかったが...
吉川英治 「私本太平記」
...素直に信じられないらしいのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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