...最近、料理にハマっていて、自家製の素地でパスタソースを作っています...
...窓に隙間があるので、風雨にさらされていた木材の素地が腐ってしまいました...
...この画家は、キャンバスにシンプルな素地を作り、そこに様々な色を重ねていくスタイルで有名です...
...この美容院は、髪質改善のために、カラーやパーマ前にしっかりと髪の素地を整えることに力を入れています...
...プログラミング言語における素地とは、プログラムを記述する際の骨組みや基本構造を指します...
...元來クロポトキン等を學んで頭の素地が出來て居た處だから...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...叔父さんは良い素地の中へ其話しの種をまいた事を覚りました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そのまま残された素地に...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...特に科学自身が元来神聖化され得る素地を持っているからで...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...人間の自然的条件だけから云ってさえ既に最も社会的普遍性を持ったジャーナリズム施設になれる素地を有つものなのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この素地を俟って...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...キリスト教的の古い素地が他の後来物の下に全然埋もれてしまってはいない人々...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「僕は素地(きじ)のままだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またそういう素地(したじ)を作っておいた自覚が充分あった...
夏目漱石 「明暗」
...百代の英雄音楽家としての素地(そち)を築き上げることが出来たのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...後年マタ・アリとしての活躍の素地は...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...これらの素地から生れ出ても一歩文語体の習慣を捨てた...
水野葉舟 「言文一致」
...素地とか釉薬(うわぐすり)とか...
柳宗悦 「工藝の道」
...素地(きじ)の良さと相待って優れた品を生みます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...今多くの家庭で用いている白い素地(きじ)に藍(あい)で絵附けがしてある御飯茶碗は...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...屋敷田畑はしばしば捨てられて素地の状態に復した...
柳田國男 「地名の研究」
...魏を見捨てる素地(したじ)ができていたに依るものであろうか...
吉川英治 「三国志」
...君子道徳と結びつき得る素地は...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
便利!手書き漢字入力検索