例文・使い方一覧でみる「素人下宿」の意味
スポンサーリンク...素人下宿の家に夜更けて歸ると厭な顏をされるので... 
石川三四郎 「浪」
...素人下宿を營んでゐる林といふ寡婦（やもめ）の家に室借りをしてゐた...
石川啄木 「札幌」
...或る閑靜な所に移つて素人下宿をやるといふ事になつて...
石川啄木 「病院の窓」
...渠は米町裏のトある寺の前の素人下宿に宿つて居るけれど...
石川啄木 「病院の窓」
...小学校を出ると素人下宿の母のもとに帰り...
田中英光 「さようなら」
...コンモン附近のとある素人下宿に落ちつきました...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...私はその素人下宿は破談にした...
外村繁 「澪標」
...主人夫婦きりの素人下宿で...
豊島与志雄 「香奠」
...素人下宿の二階に...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...素人下宿の二階に住ってるものですから...
豊島与志雄 「二等車に乗る男」
...八畳と六畳との素人下宿の二階に...
豊島与志雄 「微笑」
...その左足の下の方に山田の素人下宿があった...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...小日向（こびなた）の素人下宿で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その素人下宿を探し出すのは隨分難儀だつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...震災後急に殖えたのは素人下宿である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この素人下宿の女主人が商売人なのか...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...うっかり素人下宿に泊って非道（ひど）い眼に会った学生...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ただ二階の二間（ふたま）を友人と共に借切つて賄（まかなひ）をつけて貰つてるといふ所謂（いはゆる）素人下宿の一つである...
若山牧水 「一家」
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