...実に生命の一要素である...
有島武郎 「想片」
...まさしくかれらの要素であり空気であるものを車ではこんで往ってしまう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...緊金(しめがね)附きの靴も質素ではあったが小綺麗なものだったから...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...だが無論そうであるからと云って又単に一般的な永久不変な要素でもない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...科学的公式が不可欠な要素でなくてはならぬ...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...活動の発酵素であり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...正義の憤怒は進歩の一要素です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それらがすなわち暴動の要素である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...仮にその中で水温が主要素であると仮定する...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...もちろん一つの要素ではあるが...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...無言歌一連のピアノ曲「無言歌」は、簡素で清潔で、適当にロマンティックで、旋律的でまことに面白い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...髮形ちも着て居るものも、至つて質素で、若いにしては智的に見えるのは、そのためだつたかも知れません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我々の推論の構成要素である個々の観念を全て完全に理解するとき...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...因果観念の構成要素である「必然的結合」の本性については...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...眞の教育の根本要素であらねばならぬ...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「受動的抵抗の理論と實行」
...ベナが気づいたのは二人の飲み食いが質素で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...人間は創造的世界の創造的要素である...
三木清 「哲学入門」
...敷物の色はさめ家具類は質素ですが...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
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