例文・使い方一覧でみる「素っ」の意味
スポンサーリンク...こう素っ気ない返事をした... 
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...あの火星獣（かせいじゅう）の毛のことをうちの新聞に素っぱぬくなんて...
海野十三 「見えざる敵」
...それでもよろしかったらお見せいたしますがな」大体こういう素っ気ない...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...おれは心身とも素っ裸のまま包みこまれてしまう...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...パンツ一つない素っ裸で寝ることも...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...素っ裸にされた時...
直木三十五 「死までを語る」
...その内容を素っぱ抜いてみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...素っ裸で抛り出されるか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...友達を素っ裸にして...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...この素っ気ない返事に気づいて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ほかの話をしましょうや」素っ気なく突っぱねてやると...
久生十蘭 「雲の小径」
...素っ気ない返事をした...
久生十蘭 「肌色の月」
...こんなところ素っ頓狂にとび出して声をかけるんだから...
久生十蘭 「魔都」
...チチコフは素っ気なく言った...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...素っ裸かになることは...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...押しかけたわけを素っ気なく尋ねた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...素っ気ない他処（よそ）の庭を見るようなはなれた気持であった...
室生犀星 「野に臥す者」
...自分たちの不品行を素っ破抜かれぬ交換条件として...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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