...紙帳で買い物リストを作っています...
...この紙帳には、大切な日記が書かれています...
...会計のために、紙帳を手書きで作っています...
...古い紙帳を見つけたけど、何の記録か分かりません...
...紙帳に書かれたことは、忘れないように注意しています...
...しかもこの正月「争いは紙帳のなかの夫婦の屁」と揶揄したように国内の政争をこととしているあいだに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...中にはさっき狂乱して引きちぎった紙帳(しちょう)がばらばらになっていた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...紙帳や壁などに貼(は)られてしまつたのださうです...
土田耕平 「私の祖父」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...宏大なる一室に紙帳を釣らせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...紙帳がよく透き通っているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして大谷刑部少輔は紙帳の中に...
中里介山 「大菩薩峠」
...」「どんな風にしているの?」「紙帳(しちょう)とていってな...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...紙帳のことは『浅間(あさま)が嶽(だけ)』という...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...その酒の代をもって紙帳を買うこそ智者ならずや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...同書、前掲の文の続きに、執着深き者共は、やにをほそき竹きせるに詰(つめ)、紙帳を釣り、其内にて密々呑為申者共も、方々為有レ之由候...
穂積陳重 「法窓夜話」
...(七月二十二日)七十二○先日『週報』募集の俳句の中に京極(きょうごく)や夜店に出づる紙帳売(しちょううり)といふが碧梧桐の選に入つて居つた...
正岡子規 「病牀六尺」
...紙帳売のがはから立てた言葉になる...
正岡子規 「病牀六尺」
...即ち紙帳売になじみがあるやうな言ひかたである...
正岡子規 「病牀六尺」
...これは前の段にしばしば見てなじみになつて居る菊五郎の紙帳売である...
正岡子規 「病牀六尺」
...彼は紙帳(しちょう)の裡(うら)へはいった...
吉川英治 「新書太閤記」
...鳴海の山淵父子が、叛旗(はんき)をひるがえし、物々しい防備と――熱田口からの早馬にござります」「鳴海が……?」信長は、紙帳を出て、白絹の寝衣(ねまき)すがたのまま、次(つぎ)の間(ま)へ移って坐った...
吉川英治 「新書太閤記」
...子や妻の紙帳(しちょう)に近く...
吉川英治 「新書太閤記」
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