例文・使い方一覧でみる「紙きれ」の意味

...それからそれを小さな紙きれに近づけました... それからそれを小さな紙きれに近づけましたの読み方
アンリイ・ファブル　Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳「科学の不思議」

...小さくたたんだ紙きれをいれておきます... 小さくたたんだ紙きれをいれておきますの読み方
江戸川乱歩「怪奇四十面相」

...一まいの紙きれをとりだして... 一まいの紙きれをとりだしての読み方
江戸川乱歩「奇面城の秘密」

...さっきの白い紙きれが... さっきの白い紙きれがの読み方
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...魔人が昌一君の前に残して行った紙きれをテーブルの上にひろげました...
江戸川乱歩「青銅の魔人」

...この紙きれの数字のとおりにまわしますと... この紙きれの数字のとおりにまわしますとの読み方
江戸川乱歩「大金塊」

...みな同じような紙きれを袋から出したり入れたりして調べている... みな同じような紙きれを袋から出したり入れたりして調べているの読み方
大杉栄「日本脱出記」

...紙きれで折つたかといつたやうな... 紙きれで折つたかといつたやうなの読み方
薄田泣菫「雨の日に香を燻く」

...机の上に昨日の通り紙きれが載っていて... 机の上に昨日の通り紙きれが載っていての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...彼女が小さな片手にもみくちゃにしている紙きれを指さした... 彼女が小さな片手にもみくちゃにしている紙きれを指さしたの読み方
ユゴー・ヴィクトル　Hugo Victor 豊島与志雄訳「死刑囚最後の日」

...陪審長は胸のポケットから鉛筆と紙きれを把（と）り出して... 陪審長は胸のポケットから鉛筆と紙きれを把り出しての読み方
アンブローズ・ビヤース　Ambrose Bierce 岡本綺堂訳「世界怪談名作集」

...ポケットから汚い紙きれを取り出して... ポケットから汚い紙きれを取り出しての読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合せてから...
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

...何か大きな疊んだ紙きれにあたりました... 何か大きな疊んだ紙きれにあたりましたの読み方
宮沢賢治「銀河鐵道の夜」

...一枚の紙きれのお文（ふみ）でたくさんにございます... 一枚の紙きれのお文でたくさんにございますの読み方
室生犀星「津の国人」

...花桐は紙きれをたたんで... 花桐は紙きれをたたんでの読み方
室生犀星「花桐」

...あんな紙きれを、銭だといって、糸屋や織娘（おりこ）へ払っても、先で承知するもんじゃありません... あんな紙きれを、銭だといって、糸屋や織娘へ払っても、先で承知するもんじゃありませんの読み方
吉川英治「私本太平記」

...楮幣を紙きれ扱いにして... 楮幣を紙きれ扱いにしての読み方
吉川英治「私本太平記」

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