...聖ジェロームが彼を慰めんために「他の良人(りょうじん)は彼等の妻の墓を飾るに菫菜草(すみれそう)と薔薇花(ばらのはな)とを以てするなれど我がパマカスはポーリナの聖なる遺骨を湿(うるお)すに慈善の香乳(こうにゅう)を以てすべし」と書送りしは蓋(けだ)し余が余の愛するものの墓において心に聞きし声と均(ひと)しきものならん...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...しかしルードルフとジェロームが撒かれたといふ事になると...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...春三郎は其を見て嘗て文太郎が東京(こつち)に來た時分自分と一緒に牛肉屋へ上つた時此と同じやうなコローム版の額を見て...
高濱虚子 「續俳諧師」
...金を得んがためにも、賭博場にはなかなかはいりかねるし、土曜日曜の草競馬や、カニドロームや、ハイアライや、ビンゴーや、詩文会などでも、賭ければ損をするにきまっている...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...オングストロームなどという科学史上の人びとから...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...ブロームラール、アダリン、ヴェロナール等と云う名を、私は其の頃から知りました...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
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久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...自分の婚約者のサン・トゥースタッシュが約束の時刻にデ・ドゥローム街へ迎えに行って彼女がそこにいないことを知ったとき...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...それからデ・ドゥローム街の叔母さんのところへ行っていたと言えば...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...ジェロームがどうかしましたね」と...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ジェロームの言ったことをお聞きだったろう...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...でもジェロームは相変(あいか)わらずそれを忘(わす)れないでいて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それからジェロームはパリへ行って来ると言ってね」とかの女は続(つづ)けた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...モノクロームチント...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...これはドライハッシといって御老人なんぞにはどんなに好(よ)いお料理でございましょう」○本文の外にミルク・ババロームという菓子あり...
村井弦斎 「食道楽」
...しかしこれだけでは本物のバハロームになりません...
村井弦斎 「食道楽」
...それに無地にクロームで緑を流し等するが色が俗である...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...信長は、覚えのあるようなないような気がして、「ゼロームとは、誰か...
吉川英治 「新書太閤記」
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