例文・使い方一覧でみる「純乎」の意味


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...その自己は大雅のやうに純乎(じゆんこ)として純なる芸術家ではない...   その自己は大雅のやうに純乎として純なる芸術家ではないの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...大君への純乎たる絶対の恭順のお心をお歌におよみになつたのでございますから...   大君への純乎たる絶対の恭順のお心をお歌におよみになつたのでございますからの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...純乎として純なる日本的産物である...   純乎として純なる日本的産物であるの読み方
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」

...そもそもこの諸君子は純乎(じゅんこ)たる急進自由の率先者なればその政治上の意見・議論・運動・行為は徹上徹下(てつじょうてつげ)...   そもそもこの諸君子は純乎たる急進自由の率先者なればその政治上の意見・議論・運動・行為は徹上徹下の読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...不幸にして純乎(じゅんこ)たる宗教にあらず...   不幸にして純乎たる宗教にあらずの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...遂に純乎たる童子の生涯なる味を識ること無し...   遂に純乎たる童子の生涯なる味を識ること無しの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...純乎(じゅんこ)たる素人が...   純乎たる素人がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...純乎たる輸入説である...   純乎たる輸入説であるの読み方
中山太郎 「獅子舞雑考」

...純乎(じゅんこ)として真のみをあとづけようとする文学に在(あ)っては...   純乎として真のみをあとづけようとする文学に在ってはの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...故に忠君愛国の文字は哲学流に解すれば純乎(じゅんこ)たる人類の私情(しじょう)なれども...   故に忠君愛国の文字は哲学流に解すれば純乎たる人類の私情なれどもの読み方
福沢諭吉 「瘠我慢の説」

...南米曠野の野馬は数百年間人手を離れて家馬の種が純乎たる野馬となったのだが...   南米曠野の野馬は数百年間人手を離れて家馬の種が純乎たる野馬となったのだがの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...共に入学した五十四人の過半は純乎(じゅんこ)たる漢学諸生だから...   共に入学した五十四人の過半は純乎たる漢学諸生だからの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...彼は純乎たる高い意味でのエピキュリアンになっている...   彼は純乎たる高い意味でのエピキュリアンになっているの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...手杵(てぎね)が純乎たる兎の持物になってしまった事情も想像するに余りがある...   手杵が純乎たる兎の持物になってしまった事情も想像するに余りがあるの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...頗(すこぶ)る不覊自由の人とはなりたるなれ当時に在りては猶純乎たる封建武士の子たりし也...   頗る不覊自由の人とはなりたるなれ当時に在りては猶純乎たる封建武士の子たりし也の読み方
山路愛山 「頼襄を論ず」

...「……お前を悔悟せしめたその純乎(じゅんこ)たる大和民族の血を以(もっ)て...   「……お前を悔悟せしめたその純乎たる大和民族の血を以ての読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...純乎たる芸術の世界まで観客の頭を高めて行く...   純乎たる芸術の世界まで観客の頭を高めて行くの読み方
夢野久作 「能とは何か」

...純乎として純なる眞人の詩也...   純乎として純なる眞人の詩也の読み方
横瀬夜雨 「花守」

「純乎」の読みかた

「純乎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「純乎」


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