...ダイヤモンドは純粋の炭素より成ることを確めた...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...仏様は交(まじ)りつ気(け)なしの純金(むくきん)だと聞いてゐたから...
薄田泣菫 「茶話」
...比較的に純粋な状態で供給している...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...総体に単純化し易く...
高村光太郎 「蝉の美と造型」
...刀が純(なまくら)で入らなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...単純な説話で置いたらまだしも...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...純粋幾何学(射影幾何学)は数から独立であり...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...たとい騒々しい不純な生であろうとも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...三万円以上の金で立っては必ず不純な要素が加わって来るから...
中井正一 「実践について」
...まあ試しの心算で根気よく一々の色を拾って少し大胆に純粋な色を思い切って塗り始めてみた...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...入口の純白なカアテンをあげて中に這入ると...
「修道院の秋」
...性格の純良さが沁み出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その時僕は初めて純粹の日本人になり...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...これに対して純粋の写実劇等は事実の意味を語ろうとする描写である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...純白の裝(よそほ)ひをしてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...しかし人生の與へる苦しみは不幸にもそれほど單純ではない...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...そしてかくして成立した純資本家理論としてのマルサス説こそが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私が理智の細工や感情の遊戯や欲望の打算を捨てて純粋に創造的になったときである...
三木清 「人生論ノート」
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