...綸を紊(みだ)すことも無く...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...社会秩序紊乱(びんらん)の動機となる也...
田山録弥 「文壇一夕話」
...金糸と閃めく日影(ひかげ)紊(みだ)して駛(はし)り行く水の清さは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それが「人心を惑乱し軍秩を紊乱しまたは財界を攪乱する目的」で治安を妨害するらしいと判定されるかも知れない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...また群盗の横行に徴してこれを秩序紊乱(びんらん)の時代だとする...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...一層紊乱しておらなければならぬ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...軍紀紊乱の廉で六カ月も施錠されていたという太田一等兵は...
久生十蘭 「ノア」
...その秩序紊乱者の顔を覗きこんだが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その物質の位置に順序の紊(みだ)れざるを知るべし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...世間の風儀が紊(みだ)れるばかりだとか...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...どうした」――政冶の紊れを幕府老中の手で打開してもらおうということ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...風紀の紊乱(びんらん)というものは...
吉川英治 「大岡越前」
...室町幕府の紊乱(ぶんらん)につけこんで...
吉川英治 「剣の四君子」
...一 軍紀を紊(みだ)る行為一切死罪...
吉川英治 「三国志」
...紊政(ぶんせい)...
吉川英治 「三国志」
...もし配下に紊(みだ)す者あらば...
吉川英治 「三国志」
...城下の平和はすこしも紊(みだ)れなかったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...権に紊(みだ)るところなき...
吉川英治 「新書太閤記」
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