...綱紀はそれほど紊乱しておらないと強弁されておるが...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...戦術は紊(みだ)れて軍事的にも暗黒時代となった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...最早余命いくばくもないのを知りつつも少しも紊(みだ)れないで...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...秩序紊乱という名の下に...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...ここな家庭が紊乱(びんらん)しておるから...
田中貢太郎 「春心」
...男女の間も左程に紊(みだ)れては居らぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...右翼の確固不抜な行動は決して治安を紊る心配はない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...挙国一致を紊るものは却って正に岡田内閣そのものでなければならぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...内閣の威信と行政機關の紊亂を來すを見るは何ぞや又兩院より建議したる學制調査會設置案の如きは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...閣下の失策は自ら官紀紊乱の事実を認めつゝありと断言せざる可からず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...多良井家の内幕の紊亂(びんらん)を訴へれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一方より見れば今日女権の拡張は恰も社会の秩序を紊乱(びんらん)するものにして遽(にわか)に賛成するを得ずとて...
福沢諭吉 「女大学評論」
...自然の秩序を紊(みだ)したのか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...さもなければ道義の紊乱も政治の頽廃(たいはい)も防ぐことはできない...
山本周五郎 「花も刀も」
...又は紊乱している事...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「年をへし糸の紊れの苦しさにという...
横光利一 「旅愁」
...限りもないほどな紊(みだ)れである...
吉川英治 「私本太平記」
...――礼儀こそ紊(みだ)さないが――家長を囲む一家族のように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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