例文・使い方一覧でみる「紊」の意味


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...その他種々の理由によつて自然の境界をされてゐる...   その他種々の理由によつて自然の境界を紊されてゐるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...清素な精神をし始めた事であつた...   清素な精神を紊し始めた事であつたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...秩序乱という名の下に...   秩序紊乱という名の下にの読み方
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」

...」小菊は心の(みだ)れも見せず...   」小菊は心の紊れも見せずの読み方
徳田秋声 「縮図」

...酒がまわり席のやや(みだ)れた時分になって...   酒がまわり席のやや紊れた時分になっての読み方
徳田秋声 「縮図」

...未だ之れを以て大隈伯を譏る可からず色を好て公徳をさずむば...   未だ之れを以て大隈伯を譏る可からず色を好て公徳を紊さずむばの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...相公閣下、閣下は元來職守に嚴に、職權を行するを以て高名なりし人なり、井上伯は閣下に比すれば、機略に富み決斷に長ずれども、其の趺宕の性、動もすれば法律規則を無視するの弊あり、伊藤侯は閣下に比すれば、立法の才、組織の能力に於て超絶すれども、其の文采言語の多き割合には其の實行躬踐の分量甚だ少なきの缺點あり、閣下は固より伊藤侯の才能なく井上伯の膽氣なしと雖も、而も曾て重きを藩閥政府に有したるは、實に官府の秩序と威權とを保維するを以て行政の要と爲したるに由れり、其の或は極端なる法治主義に偏して時に精刻峻急に陷るの病ひあるのみならず規摸も亦甚だ狹小にして、官權擴張の外殆ど大なる主張なかりしに拘らず、我輩は尚ほ此點に於ける閣下の本領を認めて、所謂る藩閥武斷派の代表者と爲したりき、今や閣下の本領は全く消磨して、精刻峻急の角度を取り除きたる代りに、秩序もなく、節制もなく、官紀を亂し、行政機關を荒廢して、唯だ内閣一日の姑息を謀らむとす何ぞ其の老ゆるの太甚しきや...   相公閣下、閣下は元來職守に嚴に、職權を行するを以て高名なりし人なり、井上伯は閣下に比すれば、機略に富み決斷に長ずれども、其の趺宕の性、動もすれば法律規則を無視するの弊あり、伊藤侯は閣下に比すれば、立法の才、組織の能力に於て超絶すれども、其の文采言語の多き割合には其の實行躬踐の分量甚だ少なきの缺點あり、閣下は固より伊藤侯の才能なく井上伯の膽氣なしと雖も、而も曾て重きを藩閥政府に有したるは、實に官府の秩序と威權とを保維するを以て行政の要と爲したるに由れり、其の或は極端なる法治主義に偏して時に精刻峻急に陷るの病ひあるのみならず規摸も亦甚だ狹小にして、官權擴張の外殆ど大なる主張なかりしに拘らず、我輩は尚ほ此點に於ける閣下の本領を認めて、所謂る藩閥武斷派の代表者と爲したりき、今や閣下の本領は全く消磨して、精刻峻急の角度を取り除きたる代りに、秩序もなく、節制もなく、官紀を紊亂し、行政機關を荒廢して、唯だ内閣一日の姑息を謀らむとす何ぞ其の老ゆるの太甚しきやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...がしかしその家庭の乱――生みの母がいなくて継母に苛(いじ)められ...   がしかしその家庭の紊乱――生みの母がいなくて継母に苛められの読み方
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」

...しかしはたして藤原時代よりも秩序がはなはだしく乱しておったであろうか...   しかしはたして藤原時代よりも秩序がはなはだしく紊乱しておったであろうかの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...一層乱しておらなければならぬ...   一層紊乱しておらなければならぬの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...その依頼者の財政は乱の極に達していた...   その依頼者の財政は紊乱の極に達していたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...挑撥的な観せ物や享楽の魅惑で(みだ)されることはない...   挑撥的な観せ物や享楽の魅惑で紊されることはないの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...財政の(みだ)れたるは救う日もあるべし...   財政の紊れたるは救う日もあるべしの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...あんな消極的思想は安寧秩序を(みだ)る...   あんな消極的思想は安寧秩序を紊るの読み方
森鴎外 「沈黙の塔」

...(みだ)れるまでにはならなかった...   紊れるまでにはならなかったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...一 軍紀を(みだ)る行為一切死罪...   一 軍紀を紊る行為一切死罪の読み方
吉川英治 「三国志」

...「これでは世の(みだ)れも中央悪のせいではないか」と憤ってさえいたものを...   「これでは世の紊れも中央悪のせいではないか」と憤ってさえいたものをの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...治世の掟(おきて)を(みだ)すばかりか...   治世の掟を紊すばかりかの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「紊」の読みかた

「紊」の書き方・書き順

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