...彼女は紅梅色のワンピースを着ていた...
...この絵の背景には紅梅色が使われている...
...あの公園の梅は、紅梅色の花が一番綺麗だ...
...オーダーメイドの紅梅色の革ジャケットが欲しい...
...彼の顔色が紅梅色に変わる様子が見て取れた...
...紅梅色に匂いはじめる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ほんのり紅梅色が匂い出す...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...近い尾根の一角が紅梅色にさかえて...
中村清太郎 「山岳浄土」
...紅梅色に映えている...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...蒼ざめたこめかみに紅梅色の頭痛膏を貼り...
久生十蘭 「昆虫図」
...袖口から薄紅梅色の下着の端がのぞきだしているのが異様である...
久生十蘭 「鈴木主水」
...紅梅色の浮き模様のある紅紫の小袿(こうちぎ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...紅梅色を着た者が二人...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...白い羅(うすもの)に支那(しな)の小模様のある紅梅色の上着を長く引きずって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...深い紅の上に紅梅色の厚織物などの取り合わせのよい服装を浮舟はしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたさまのご都合よきときに紅梅色の一襲(かさね)なりとも送りくださいませ...
室生犀星 「荻吹く歌」
...宮腹の主人は紅梅色の襲(かさね)を生きがたみとして贈り...
室生犀星 「津の国人」
...濡れたようになめらかな薄紅梅色の唇とともに...
山本周五郎 「つばくろ」
...それへ紅梅色の腰衣(こしご)をまとった十七...
吉川英治 「新書太閤記」
...その白い襟や、紅梅色が、車の輪に透(す)いて見えたので、城太郎は牛の鼻づらを摺(す)ってそばへ飛びついて行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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