...ミスラ君は静に紅茶を飲みながら...
芥川龍之介 「魔術」
...)紅(くれない)の綱で曳(ひ)く...
泉鏡花 「海の使者」
...紅なるぼけの花さきつゞきて...
大町桂月 「小金井の櫻」
...三本の小さなカエデが真紅に染まったのを見た...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...やがて真紅な二条の蛇の舌のような炎がきらきらと光った...
田中貢太郎 「蛇怨」
...紅お白粉(しろい)も着けず...
谷崎潤一郎 「細雪」
...大正二年正月稿鈴木春信の錦絵一浮世絵板画(はんが)は元禄(げんろく)享保(きょうほう)の丹絵(たんえ)漆絵(うるしえ)より寛保(かんぽう)宝暦(ほうれき)の紅絵(べにえ)となり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...夾竹桃が紅い花を簇(むらが)らせてゐる家の前まで来た時...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...その時は熊の胆の色が少し紅(くれない)を含んで...
夏目漱石 「思い出す事など」
...状袋が紅白のだんだらで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...女中つるが、猩紅熱となり、伝染病院へ入院...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一本一本の関節がうす紅くぼかしたようになって小さい可愛い靨(えくぼ)さえ浮いていた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...又海紅(かいこう)の号があつたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やがて美留藻は紅矢の家を尋ね当てまして...
夢野久作 「白髪小僧」
...濃紅姫の寝台(ねだい)に行き当って...
夢野久作 「白髪小僧」
...秋は紅葉(もみじ)のいさぎよさ...
吉川英治 「新書太閤記」
...にわかに顔を紅くし...
吉川英治 「新書太閤記」
...十郎左は顔を紅らめて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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