...系統的に考えたことは無いらしい...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...又教授者には常に全體的見地より系統的に...
高田力 「ベーシック英語」
...以上は口調というちょっとつかまえ処のないようなものを何とかして系統的に研究しようとする方法の第一歩を暗示するものだとして見てもらわれれば仕合せである...
寺田寅彦 「歌の口調」
...それが空気の溷濁(こんだく)を起すようないわゆる塵埃の多少によって系統的に変化する事が分る...
寺田寅彦 「塵埃と光」
...故人北原多作氏のごとき少数な篤学の官吏の終生の努力と熱心によってようやく水産に聯関した海洋調査がやや系統的に行われるようになりはしたが...
寺田寅彦 「新春偶語」
...自分はこの問題に関してまだ少しも系統的に考察をしてみたわけではないが...
寺田寅彦 「ニュース映画と新聞記事」
...問題の歴史社会的構造を系統的に――そして理論へ関係づけて――分析することは最も重大で必要な仕事であるように見える...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...系統的に発達して来つつあったのである...
戸坂潤 「辞典」
...一切の論理学的問題は極めて系統的に理解出来ることになるだろう...
戸坂潤 「辞典」
...学術的な問題観から見て系統的に買ってない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...フロイトの訳が系統的に出ている...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...だから吾々はこれ等のものを系統的に順序づけることが実地には出来ない...
戸坂潤 「範疇の発生学」
...(ブルンチェルのバルザック論はもちろん一人の著者についての議論でありますから系統的に理論は述べてありませんが...
夏目漱石 「創作家の態度」
...夢の中の我々は決して系統的に記憶していないように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この研究のもう一つの特徴はこの研究で顕微鏡の能力が絶えず系統的に混ぜ物処理の対象の解明に応用されたことであり...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...あたかも道路の予定線の網のみが系統的に整備しておって...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...そして読書においてぶっつかる困難を克服するためには系統的に読むことが大切である...
三木清 「如何に読書すべきか」
...先生が教授時代に熱心に系統的に蒐集(しゅうしゅう)されたおかげであろうと思う...
三木清 「西田先生のことども」
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