...フレデリツクとは誰ぞと糺問(きうもん)せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...弁信の糺問(きゅうもん)にとりかかろうとします...
中里介山 「大菩薩峠」
...百姓呼ばわりを充分に糺問(きゅうもん)しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自身糺問(きゅうもん)に当らねば埒(らち)が明かんと覚悟した時分...
中里介山 「大菩薩峠」
...その糺問所の手に掛って古川節蔵(せつぞう)と...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...釜次郎は節蔵(せつぞう)よりか少し遅れて此方(こっち)に帰(かえっ)て来て同じく糺問所(きゅうもんじょ)の手に掛(かかっ)て居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...所が榎本(えのもと)が今度糺問所(きゅうもんじょ)の手に掛(かかっ)て居て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ソレからお婆(ばあ)さんが杖(つえ)をついて哀願書を持(もっ)て糺問所に出掛けた処が...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...裁判官は備前の志士の事を糺問(きうもん)したが...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...いかにお白洲で糺問(きゅうもん)あるとも...
吉川英治 「大岡越前」
...ことばの糺問(きゅうもん)は無益(むえき)と知って...
吉川英治 「神州天馬侠」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...糺問(きゅうもん)に糺問した上で...
吉川英治 「親鸞」
...糺問使由来、武蔵野人種は政治的性格にはまったく欠けている...
吉川英治 「平の将門」
...糺問使(きゅうもんし)として...
吉川英治 「平の将門」
...蝦夷萩と呼べば糺問使の多治真人は...
吉川英治 「平の将門」
...きびしい糺問(きゅうもん)をうけるかと思いのほか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...これを糺問(きゅうもん)に附し...
吉川英治 「柳生月影抄」
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