...詳しく聞き糺(ただ)して見る外はありませんね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...三十三翌日三藏は水月を案内して糺の森から朱の玉垣の加茂の社...
高濱虚子 「俳諧師」
...「御存じの如く、罪の有無は、裁許掛が、これを、検察、糺弾致しまする...
直木三十五 「南国太平記」
...つまらないことをいろいろ問い糺(ただ)した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ソレから糺問所(きゅうもんじょ)の様子も分(わか)り差入物(さしいれもの)などして居る中に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...凡骨がそれを百穗氏自身に問ひ糺してみると...
吉川英治 「折々の記」
...正邪を糺(ただ)さるべし」という詔(みことのり)を奉じて下向(げこう)してきた者であった...
吉川英治 「三国志」
...「引っ捕えて糺(ただ)せ」と...
吉川英治 「三国志」
...それも足利殿へ糺(ただ)したとて...
吉川英治 「私本太平記」
...根を糺(ただ)すと...
吉川英治 「新書太閤記」
...糺(ただ)しているところだ」「あの問題か...
吉川英治 「親鸞」
...糺(ただ)してみると...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...わけを糺(ただ)している暇もない急(せ)き方なので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...糺明(きゅうめい)してやろう...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...それから父なる人の名を糺(ただ)すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「わかったのか」吉左右(きっそう)を糺(ただ)すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...糺(ただす)の中の洲(す)を越えて対岸へ跳び移ってしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...探すといったのは嘘であろうか」武蔵が糺(ただ)すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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