...摂政サンマアセットの糺弾を端を撥き返しながら彼女は主張している...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...糺を弟のように可愛がっていた...
徳田秋声 「足迹」
...もとを糺せば旧軍人か或は旧軍属だったのである...
豊島与志雄 「擬体」
...つい聞き糺(ただ)して見なかった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...自分が当時小六の学資として叔父に預けて行った千円の所置を聞き糺(ただ)して見ると...
夏目漱石 「門」
...もう一度よくノズドゥリョフに訊き糺してみるのも強ち無駄ではなかろうという意見に落著したのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...戦争犯罪人糺弾の人民投票をやっているという今日の事実さえも...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...押丁(おうてい)がそれを広い糺問所に連れ込む...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...首尾のいかんを問い糺(ただ)した...
山本周五郎 「青べか物語」
...糺(ただ)したいことがある)彼女は...
吉川英治 「篝火の女」
...ある剣法の懐疑の一点をお糺(ただ)し申さねばならぬので...
吉川英治 「剣難女難」
...近侍の者に糺(ただ)してみると...
吉川英治 「新書太閤記」
...汝のような軍を紊(みだ)す似而非(えせ)武士から糺(ただ)すのだ」「あいや...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人に糺(ただ)すまでもあるまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...吉良上野介ヘ刃傷ニ及(オヨビ)両人共取糺中(トリタダシチュウ)ニ付諸供方(ショトモガタ)騒動致ス間敷者也(マジキモノナリ)一番早駕(はや)『や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...糺(ただ)してみると...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...糺(ただ)してきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そのいきさつを糺(ただ)すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索