例文・使い方一覧でみる「糶」の意味


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...父の書斎道具や骨董品(こっとうひん)は蔵書と一緒に売(せりう)りをされたが...   父の書斎道具や骨董品は蔵書と一緒に糶売りをされたがの読み方
有島武郎 「或る女」

...すっと上(せりあが)ったようにね...   すっと糶上ったようにねの読み方
泉鏡花 「唄立山心中一曲」

...色男が出(せりだ)したように見えるか...   色男が糶出したように見えるかの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...時々市(せりいち)が立ちますが...   時々糶市が立ちますがの読み方
太宰治 「老ハイデルベルヒ」

...三十三両と(せ)り上げ...   三十三両と糶り上げの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...十巻以上は割引……まるで売(せりうり)のような景気...   十巻以上は割引……まるで糶売のような景気の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...主人の巽が金槌で卓子(テーブル)の上を引っ叩き乍ら(せ)るのですから...   主人の巽が金槌で卓子の上を引っ叩き乍ら糶るのですからの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...それとも亢奮して際限もなくり上げて行く気違いに見えたのか...   それとも亢奮して際限もなく糶り上げて行く気違いに見えたのかの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...何んと言う不思議な市(せりいち)だったでしょう...   何んと言う不思議な糶市だったでしょうの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...運命の岐路り落した妙子を伴れ出すと...   運命の岐路糶り落した妙子を伴れ出すとの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...古道具の屋(せりや)さんださうで...   古道具の糶屋さんださうでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...古道具の屋(せりや)さんだそうで...   古道具の糶屋さんだそうでの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...仲間の者が寄つて品物を(せ)つたんです...   仲間の者が寄つて品物を糶つたんですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...唐津(からつ)物の売(せりう)りをしてみたい...   唐津物の糶売りをしてみたいの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...そのころまだ安次郎は横山町の島伝という呉服屋に勤めていたのであるが...   そのころまだ安次郎は横山町の島伝という糶呉服屋に勤めていたのであるがの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...因って種々(せ)り上げて八牛で相談調い竜女を放った...   因って種々糶り上げて八牛で相談調い竜女を放ったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...大規模の田の(せり)が行われた...   大規模の田の糶が行われたの読み方
柳田国男 「雪国の春」

...面箱は他の声(せりごえ)にドンドン値(ね)を争われている...   面箱は他の糶声にドンドン値を争われているの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「糶」の読みかた

「糶」の書き方・書き順

いろんなフォントで「糶」


ランダム例文:
転ずる   胸苦しい   お風呂に入る  

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