...そして機能を決定して居なかったが乳糜管を観察していた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...歳(ほし)は大糜に次(やど)り...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ところどころ海綿のように赭く糜爛(びらん)して...
徳田秋声 「足迹」
...腕や脚一面に糜爛した腫物がはびこつてゐた...
中島敦 「環礁」
...水疱(すゐはう)はいつか破(やぶ)れて糜爛(びらん)した患部(くわんぶ)を...
長塚節 「土」
...日本風のあらゆる意味で堕落腐敗し糜爛(びらん)して行きつつある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...干糜を手捕りにして...
吉川英治 「三国志」
...甘夫人も、糜(び)夫人も、珠簾(しゅれん)のうちに伏し転(まろ)んで、声を放って泣き悲しんだ...
吉川英治 「三国志」
...関羽もおるとか」「皇叔の二夫人もおいで遊ばす」「それは意外だった」糜竺(びじく)兄弟は...
吉川英治 「三国志」
...なお糜芳(びほう)...
吉川英治 「三国志」
...遂に糜竺を手捕りにして...
吉川英治 「三国志」
...いかに糜芳でも石仏ではあるまい...
吉川英治 「三国志」
...それをもって察すれば、糜芳の胸は、今とてかならず数字算用ははっきりと持っているに違いない...
吉川英治 「三国志」
...糜芳は城を出て、友を出迎え、まず関羽の消息を問い、荊州の落城を嘆じて、悲涙を押し拭う...
吉川英治 「三国志」
...糜芳も驚いて跳び上がった...
吉川英治 「三国志」
...戦火の糜爛(びらん)がひろがり...
吉川英治 「私本太平記」
...京子との糜爛(びらん)した情痴で...
蘭郁二郎 「鉄路」
...あの糜爛(びらん)した屍体を喰っている奴で...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」
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