...それから乳糜(にゅうび)を食している...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...かくて「一切衆生を成熟せむがための故に」牧牛女人(もくごによにん)から乳糜の供養を受けたとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...糜爛性のイペリットは芥子(からし)くさいから...
海野十三 「空襲警報」
...何しろ糜爛してゐる患部であるからなかなか鹽氣が拔けない...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...糜れた臓腑を見た...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...彼は、後方の万全を期したつもりで、勇躍、徐州城から馬をすすめて行ったが、何ぞ知らん、その糜竺も、疾くから陳大夫父子と気脈を通じて、呂布の陥穽(かんせい)を掘っていた一人だったのである...
吉川英治 「三国志」
...糜竺は、からからと笑って、「陳老人は今、奥にあって、祝杯をあげてござる...
吉川英治 「三国志」
...糜兄弟ではないか」「オオやはり張飛だったか」「どうしてこれへは?」「されば...
吉川英治 「三国志」
...孫乾、糜竺、簡雍たちも、いわば白面の書生で、世を救う経綸の士ではない...
吉川英治 「三国志」
...糜芳(びほう)のふたりだった...
吉川英治 「三国志」
...糜芳(びほう)などが...
吉川英治 「三国志」
...味方の糜竺ではないか」趙雲は...
吉川英治 「三国志」
...糜竺であった...
吉川英治 「三国志」
...「南郡の糜芳(びほう)とは親交があるだろう...
吉川英治 「三国志」
...糜芳を説くことは...
吉川英治 「三国志」
...炎……の糜爛(びらん)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...京子との糜爛(びらん)した情痴で...
蘭郁二郎 「鉄路」
...何となく糜爛(びらん)した...
若山牧水 「岬の端」
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