...その乳糜を献(けん)じたものが...
芥川龍之介 「俊寛」
...旒冕(そべん)は糜藁(きびわら)の心(しん)で編んだもので...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...めらめらの火や、噴きあげる血や、捩がれた腕や、死狂ふ唇や、糜爛の死体や、それらはあつた、それらはあつた、人々の眼のなかにまだ消え失せてはゐなかつた...
原民喜 「鎮魂歌」
...三糜竺はいうのである...
吉川英治 「三国志」
...すると糜竺(びじく)が...
吉川英治 「三国志」
...敵の猛将干糜(かんび)が...
吉川英治 「三国志」
...糜竺は、からからと笑って、「陳老人は今、奥にあって、祝杯をあげてござる...
吉川英治 「三国志」
...糜夫人も、共に慟哭(どうこく)しながら、こよいの関羽の酒気をひがんで云った...
吉川英治 「三国志」
...なお糜芳(びほう)...
吉川英治 「三国志」
...遂に糜竺を手捕りにして...
吉川英治 「三国志」
...糜竺はもともと外交の才があり臨機の智に富んでいる...
吉川英治 「三国志」
...糜竺(びじく)は命ぜられるまま...
吉川英治 「三国志」
...もし彼を説いて、予の面前へつれてきたら、糜芳は厚く用い、汝にはさらに恩賞を加えるだろう...
吉川英治 「三国志」
...……といって、何しろ糜芳は、蜀のうちでも余人とちがい、玄徳が微賤をもって旗上げした頃からの宿将だ...
吉川英治 「三国志」
...糜芳は城を出て、友を出迎え、まず関羽の消息を問い、荊州の落城を嘆じて、悲涙を押し拭う...
吉川英治 「三国志」
...三糜芳は喪心したように...
吉川英治 「三国志」
...茫然自失している糜芳の腕を組んで...
吉川英治 「三国志」
...糜爛(びらん)しているからといって...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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